きのう、

南相木村村長選挙の演説会があると新聞に書いてあったから

夜の家庭教師を遅刻することにして、急きょ行ってきた。

新聞をよく読まなかった私が悪かったのだが、

立候補している3氏全員が集まるのかと思って行ったら、

2候補が同じ場所で順番に個人演説会を開くというものだった。

 

選挙の個人演説会は致命的な欠点がある。

それは、その候補者を支援する人や関係者が多く、

その候補者をまったく知らない人が足を運びにくいことだ。

特に、普段の付き合いが密接な小さい自治体だと、

「○○さんが▲▲候補の個人演説会にいたらしい」なんて話は

あっという間に広まってしまう。

 

大きい選挙だと、報道各社や青年会議所が

全候補者を集めて討論会をひらく。

 

しかし小さな自治体こそ、

普段のお付き合いをひとまず置いといて

有権者が全ての候補者の話をきくことができる機会が必要だろう。

 

個人演説会の欠点は候補者にも大きなマイナスとなる。

関係者しか集まらない演説会だと、

候補者も、集まってくれた人たちに、

「きょうはありがとう。よろしくね」と言えばすんでしまうことだ。

政策や公約よりも情が働くのが個人演説会だ。

個人演説会だけに慣れてしまうとその政治家は

たくさんの人が集まる場で、

まともに話すことができないことになりかねない。

そういう政治家や立候補者を私はたくさんみてきた。

 

こうした問題を解決するには、

誰でも集まれる演説会を

できるだけ多くの選挙でやるしかない。

 

選挙の演説会の難しいところは主催者だ。

主催者に特定の主張があると、

候補者も主催者に配慮したことしかいえない。

 

全ての候補者と中立であるべき団体が演説会を主催する。

その主催者に最もふさわしいのは、

どこの市町村にもある「選挙管理委員会」だろう。

選挙管理委員会が選挙中ものすごく忙しいのは重々承知だが、

ポスターの掲示板の数を半分にしてもよいから、

そのかわり、全候補者を集める演説会をやってほしい。

 

選挙管理委員会主催の演説会が

全国津々浦々で行われるようにするには

公職選挙法を変えて

選挙管理委員会の仕事に、演説会を明記するほかない。

 

政治を志す以上、いつかこの公職選挙法改正に取り組んでみたいものだ。

南牧村 村長選挙   2011 年 11 月 11 日

昨夜いってきた南牧村村長選挙の演説会について書きたい。南牧村村長選挙は13日に投開票が行われ、新人の酪農業・高見沢武史氏(47)と、現職で再選を目指す菊池幸彦氏(69)が立候補している。昨夜の演説会、主催者から出された演題は以下の3つだった。

①TPP問題について

②村農畜産業のこれからについて

③冬期雇用について

上記3テーマの他、④自由発言を含めて1人あたり30分が与えられた。両候補者の演説を私なりに整理したものを以下に書く。

 

・高見沢候補

『①TPPは普天間の代替ではないかと思うほど唐突だ。畜産は大打撃を受けるし農産物も同じだ。経済だけの問題ではない。国のこれからを考える問題なのに議論が軽すぎる。いま参加したら農村から人がいなくなり国土が荒廃する。農産物の高騰が予想され自国の農業が衰退する。農業を守れなければ国が存続するとは思えない。他国に食料を頼るのは大変危険だ。若者が農村に住み続ける環境が整わない限りTPPは反対だ。
②村の発展を考える上で歴史を知ることが大切だ。明治時代から牧畜、酪農林業開発に先人たちが取り組んできた。厳しい自然環境の中、戦中戦後にようやく花ひらいた。農耕馬、軍馬の飼育が盛んになり、戦時下は2600ヘクタールが軍用地として陸軍演習に使われた。戦後そうした土地が払い下げとなったが、依然として高冷地での穀物生産は厳しかった。昭和30年以降に野菜の栽培が積極的になり、日本一の夏野菜の産地となった。近年では産地間競争が激化、連作による老朽化など、抜本対策がないのが現状だ。村を発展させるには、地域ぐるみの複合型循環農業が必要だ。また、販売はますます差別化が必要になっている。震災にともなう放射能漏れ問題の中で、情報発信は優位販売につながる可能性がある。他の産地に負けない自信はあるが、大消費地での認知度がまだ低い気。村長がトップセールスマンにならないといけない。直売所、アンテナショップも充実したい。季節のイベントは投資と考え、長期的視点で開催していきたい。農産物のブランド化が大きな意味で後継者育成につながる。子どもが他の地域に移ったときに村産物をその土地で食べたら郷土愛が芽生える。次男、三男のために村営住宅の整備と農地開拓を進める。直売所は観光もプラスであり、建設予定の野辺山インターを大消費地への拠点にしたい。
③冬期雇用について。これまでは土木、炭焼き、諏訪地方への寒天の出稼ぎぐらいで、スキー場ができて雇用が生まれたが、閉鎖されてまた悪化している。短期的視点では、最先端の産地との提携、交流。雇用情報の提供をしたい。長期的には農産物の加工所の設置、通年栽培作物の普及。中部道路関係も雇用が期待できる。企業誘致も推進したい。現実は大変厳しいが、議論を重ねて実行に移す。
④東北、栄村の震災で地域の人のつながり、結びつきが大切だと感じた。村だけではどうにもならない。近隣市町村、県とも連携する。農業振興と観光が重要だ。高原野菜と畜産は村の財産。しかし、私たちはその誇りを自覚していない。野菜と畜産を融合させた全国一の循環型農業を築きたい。観光は、もうひとつの基幹産業だ。旅行会社だけの誘客には限界があり、地域による誘客のしかけと仕組みづくりが必要だ。「100キロウルトラマラソン」はまさにそうした取り組みで、ランナーにもっと長く滞在、周遊してもらえるようにしたい。イベントは無駄金ではなく、観光の起爆剤だ。最後に教育について。進学や就職で離れた若者が戻れる村、子育てしたいと思える村にしたい。教育は村作りの原点だ。「住んでいてよかった、住んでみたい」町づくりをすすめる。村づくりは、ゴールのない駅伝のようなものに思えてならない。タスキを受け継いだら、しっかり次の世代に引き継いでいきたい』

対する菊池候補の主張は以下のようなものだった。

・菊池候補

『 ①TPPは農業だけではなく、暮らしと経済などあらゆる分野に影響する。特に医師会が反対しているのは混合診療の問題だ。日本の冠たる介護保険が崩れる。農業、食の問題だけではない。国の形が変わる大きな問題。でもまだ知らない人が大半だ。全国町村会も川上村長を先頭に、農協はもちろん、県の農業委員会も反対の意思表示をした。知事も最近反対を明言した。私も9月議会で断固反対を表明した。村にどんな影響があるかというと、なんといっても畜産。北海道は、2兆1000億円の減収を道庁が試算した。農水省は7兆9000億円のマイナスと試算し、食糧自給率が13パーセントになるという。バター、チーズが関税0になると、北海道は牛乳にシフトするだろう。そうすると村は北海道と競争になり、大変なことになる。村の農業は野菜と酪農の両輪。野菜も産地間競争で大変になる。たとえば群馬のこんにゃく。関税が撤廃されるとこんにゃくができなくなり、群馬も野菜を始めるだろう。そうしたら村と競合する産地になる。政府は規模拡大というがそんな程度で対抗できない。アメリカは日本の100倍、オーストラリアは1500倍。村にとってTPPは百害あって一利無し。
②畜産業は大変な状況にある。川上と並んで大型農業化してきたし外国人も雇用している。規模拡大は限界にきている。求められているのは安定した雇用。外国人とのトラブルもあった。雇用を真剣に考える。野菜価格も不安定だ。今年はなんとか平年並みの価格を守ったが、廃棄事業、調整廃棄があった。農業の後継者にビジョンを示すのが村長の役割だと考える。自給率40パーセントということは60パーセントを外国から買ってこないといけない。しかし外国にも食料が有り余っている時代ではない。食料危機がくると思っている。農業はかけがえのない産業だ。農業は水や国土に保全し、環境を守る産業だ。川上村長は、農業は生命産業といっている。現実的にどうすればよいのか。1つは国もすすめている「環境に優しい循環型農業」。農業委員会から提案されて進めてきた。村では3200頭の牛がいる。糞尿は年間7万から9万トンでるので、野菜畑に還元する。化学肥料を減らすせば消費者に安全でおいしい野菜を届けることができる。去年から野菜農家と畜産農家で検討委員会を設置した。時間がかかるが、野菜の産地として生き残る一大プロジェクトだと思う。必ず成功させたい。廃プラへの補助、品種目開発の補助、酪農ヘルパーへの補助も続けていきたい。また国の予算増額が大事。国と県に強く求めていきたい。
③冬期雇用。いますぐできることは、間伐材の有効利用が雇用につながると思う。チップ化、最近話題となっている薪ストーブ、ペレットストーブも研究したい。間伐が進めば森林整備が進む。村長になったばかりのときに岩手県葛巻町を視察した。牛が人口よりも多い町。自然エネルギーをいかした町づくりを進めている。風力、地熱、太陽光。糞尿を利用したバイオマスエネルギーも。村でも可能ではないかと思う。また、福祉の充実とあわせた雇用も考えたい。駅の前に「希望の家」をつくった。ひとり暮らしのお年寄りが村には111人もいる。困るのは雪かきができないこと。ボランティアがやっているが、これも雇用の対象としたい。景気が悪い中、短期雇用というのはさらに難しいが、小さな雇用を積み重ねていくことが大事だ。若い人の力と発想を借りたい。それをサポートするのも行政の方法だ。企業誘致については最近の企業はほとんど海外にいってしまう。経営不振になれば尻拭いは自治体がやることになり大変だ。安易な誘致は難しい。とにかく小さな雇用でも積み重ねて安定雇用につなげる。
④その他。子どもが少なくなっている。子育てに大きな力を入れたい。村長の給与は3割カットする。第三子の保育料は無料にする。3人目以上には出産祝い金も出して、いっそう応援したい。医療費もいまは中卒まで無料だが、高卒まで無料にしたい。さらに入院の食費も全額補助する。若者村営住宅もここ10数年建設がなく、緊急の課題だ。私はこの4年間、公正で清潔、利権に関係ない村作りしてきた。安心して子育て安心して老後が迎えられる村を作りたい。」

演説会に参加できなかった村の人や、南牧村に関心のある方の一助となれば幸いである。私の感想は改めて書きたい。

追記 「南牧村の概要」
南牧村は人口3200人余り(有権者は2600人余り)。長野県東端に位置し、標高1000m~1500mの高低差の激しい地域からなり、1平坦部に、高原野菜を主生産とする野菜畑が広がる。年間平均気温6.9℃と低く、冷涼な気候を生かして高原野菜が生産され、県下第2位の売上高。また、野辺山の牛乳工場で作る「ポッポ牛乳」や「ヨーグルト」等の乳製品は有名ブランド。その他にも、夏には避暑地として多くの観光客が訪れる。

選挙を支える人   2011 年 11 月 10 日

選挙を支える人といっても

自分を応援してくれる人の話ではない。

 

今夜、南牧村村長選挙(8日告示13日投票)の

候補者演説会にいってきた。

主催者は農協青年部だった。

話が聞きたくて演説会の後、

たまたま話しかけた男性が青年部長だった。

 

「南牧村では村長選挙の度に演説会が開かれているのか?」と

聞いたら「違う」と言う。

今回は、「有権者が候補者の主張を

聞くことができたほうが良い」という声が

青年部の中であがり、両陣営に協力を依頼したという。

 

農協は、テレビや新聞をみていると分かるが、

政治に非常に大きな力を持っている。

政治的影響力の大きな団体が

選挙の討論会や演説会を開くと様々な弊害が予想される。

端的なのは、

団体の意に反することが言いにくいということだ。

でも今夜の演説会はちょっと違うように感じた。

農協青年部は

農協のためではなく村民のために

演説会を開いたことが、

会場にいてひしひしと伝わってきた。

南牧村の有権者は2626人(9月3日現在)だが、

集まった人たちは150人をゆうに超えていた。

 

以前、軽井沢の町長選挙で、町内に住む大学の准教授が

学生とともに公開討論会を開いたことを紹介した。

軽井沢の場合も

「住民のために」先生と学生が動き、

先生と生徒の気持ちに応えてたくさんの町民が参加した。

 

「有権者に候補者の主張をいかに伝えるか」

どの候補者も支持者も腐心している。

 

選挙カーのあり方がたびたび話題になっている。

ネットが解禁されないのもおかしなことだ。

こうした不条理が選挙には多い。

 

地域住民のため、

有権者のために動く「心ある住民」の行動が

選挙の大きな支えとなっている。

 

有権者と候補者にとってかけがえのない財産だ。
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追伸

南牧村村長選挙演説会は候補者の演説も勉強になった。

小さな市町村長選挙は

全国紙やNHKは結果しか伝えないし、

地元紙も紙面を割かない。

せっかく聴いてきたから、

投票日までに改めて詳報したい。

選挙の手伝いを終えて   2011 年 4 月 25 日

4月17日から24日まで、松本市議選に立候補した小林あやさんの手伝いをしてきた。

公選法の関係で詳報を控えてきたが、昨夜3610票を獲得して31人中3位という素晴らしい結果をおさめたので晴れてご紹介したい。

私と同世代の34歳。旧波田町が松本市と合併する前に最後の町長選に挑戦し、その後松本市議選に当選して今回再選された。

 

 

 

 

 

 

面識がなかったにも関わらず私の参院選をつきっきりで手伝ってくれたことは以前書いた通りである。松本市の遊説ルートを丹念に調べて作ってくれたのは本当に助かった。今回は恩返しのつもりで手伝った。

今回の松本市議選は定数が10以上少ない31になり、39人が立候補する激戦だった。さらに「旧波田町からは4人が立候補して大激戦」と新聞は指摘していた。小林あやさんの選挙は地元を大切にする選挙だった。遊説のかなりの時間を波田に使ったと思う。さらに選挙前は、波田も含めた市内各地で、自ら一軒一軒チラシを配って回ったという。選挙カーに一緒にのって遊説をしていると、「チラシを読んだよ」という農家の人がたくさんいた。チラシを大切にしてくれている人が多かった。また、最終日の遊説は雨で、波田の街は静かだった。最初は雨のせいだと思っていたが遊説をしているうちに、静かなのは雨のせいではなく、みんなが選挙カーの訴えに耳をすましているのではないかと思うようになった。選挙カーに応えてくれる波田の人たちはそれほど温かかった。小林あやさんも、選挙カーのスピードを落としたり、こまめに立ち止まって演説をしたり、スピーカーの音量に気を遣ったり、本当に細やかな配慮をしていた。同じ道を往復する時は、帰りはスピーカーを切ることも何度もあった。選挙カーは騒がしいとか名前の連呼だけだと批判される。それはそれで正論だが、細心の注意をはらって選挙カーを動かしている候補者がいる。そして、選挙カーを待っている有権者もいる。

3610票という得票のうち、波田の人がどのぐらいいたのかは確かめようがないが、恐らく波田の人たちは今回、小林あやさんを地域の代表として選び、地域の未来を託したのではないかと思う。同世代、同じ信州で政治から社会を良くしたいと願う者同士。私はまだ政治家ではないが、小林あやさんから色々学ばせていただきたい。

小林あやブログ http://ayahata.sblo.jp/

 

さて、4月だけで小林あやさんを含め、3人の選挙を手伝ってきた。同じ人の選挙を何度も手伝う人は多いだろう。また、現職や各政党支部長の中には、いろんな人の応援をする人も多いだろう。しかし、いろんな人の選挙に深く関わる人は少ないのではないか。チラシ配り、チラシの折り込み、のぼり旗持ち、運転手、電話かけ、講演会の司会、男が選挙カーから訴えるウグイスならぬ「カラス」、応援演説。助っ人ではなく、それぞれの陣営の1メンバーとして手伝った。

 みんなの党から県議に立候補した2人はともに長野市の選挙区で挑戦し、小林あやさんは県内第2の都市である松本市が舞台だった。3人ともそれぞれの戦い方を貫いた。3人を近くで見ていて、3人の選挙を報道で指摘されるような「都市型選挙」というくくりでまとめることは間違いだと思った。それぞれ個性ある運動が現場にあった。

選挙は、公約も含めて候補者の全てを有権者に訴えるもので、その活動は選挙期間だけにとどまらない。現職はもとより新人も選挙前の地道な活動が大事だと思う。同じ選挙区の中でも、その中には様々な地域性がある。できるだけ多くの有権者に訴えが届くよう、丁寧で細やかな活動をしなければいけないなと、多くのことを学んだ1か月だった。3人に改めて感謝したい。ありがとうございました。

選挙と演説   2011 年 4 月 20 日

4月だけで3人の選挙を手伝うことになるとは去年の今頃は思ってもみなかった。私自身政治参加の道が見つからず、神宮球場で斎藤祐樹選手が登板した早稲田対東大の試合をぼーっと眺めていたことを思い出す。

選挙は3者3様だ。手伝うだけで勉強になる。また、選挙の手伝いで毎日へとへとになると、自分を支えてくれた支援者がとても頑張ってくれていたことを体で感じる。

さて、いろんな人の選挙を間近にみて思うことは演説である。どれだけの人が聞いてくれているのかは分からないが、政治家は選挙に関わらず普段から発信能力を磨くべきだろう。私自身、演説をもっと上手に、中身を濃く、そして有権者の心に響くようにしたいと考えている。自分の未熟ぶりをちょっと脇に置いといて考えると、去年から今年にかけてみてきた現職や候補者で、演説が上手だなと思う人はいなかった。みんな、演説に重きを置いていないのかもしれない。たとえば、前にも書いたが軽井沢町長選挙の討論会を聞きにいったとき、3候補がそれぞれ行った15分演説はかなり寂しかった。今朝、みんなの党のホームページで、4月13日に行われた渡辺代表と柿沢衆議院議員の街頭演説の動画をみる時間があった。聴衆の様子が映っていないので雰囲気はわからないが、みんなの党の街頭演説を有権者は今、どのように感じているのだろうかと気になった。以前にも書いたが、演説は政治家にとって生命線だと思っている。街頭であれ、支援者に対する演説会であれ、また現職にとっての議会質疑もそうだが、有権者を「そうだ」と思わせるような政治家になりたい。

選挙カーを走らせるばかりで街頭演説をしない候補者も多いことが残念だが、統一地方選後半戦の投票(24日)は、ポスターやイメージだけではなく、できれば候補者の演説を確かめてから投票していただきたい。

県議会議員選挙始まる   2011 年 4 月 3 日

県議会議員選挙が始まった。

インターネットによる選挙活動が国会の怠慢でまたしても先送りされたので、特定候補者の名前などを具体的に書くことはできない。

私は1日、2日と自分が手伝っている陣営のポスター貼りをしてきた。

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私自身、選挙の時にたくさんの方に自分のポスターを貼ってもらった。今も手伝ってくれた人たちには感謝の気持ちでいっぱいだが、自分でポスター貼りをしないことには手伝ってくれた人たちの気持ちが分からないと思っていたので、今回の県議会議員選挙で実行することにした。

2日間で長野市の住宅街と戸隠で、60枚以上はった。ポスターは、住宅地の小さな公園、学校や公民館、生活改善センター、はては個人のお宅や土蔵前にもある。大通りに掲示板があることは少ない。土地勘がないと場所探しに苦労する。

掲示板を見つけたら、貼る前に掲示板のほこりや土を落とし、しわにならないように、斜めになったりしないように、そして応援する候補者が当選するようにと祈る気持ちでポスターを貼る。ポスターは枚数が多く、今回私が手伝う陣営も、たくさんの人で手分けしてポスターを貼った。

今回お手伝いしてくれた人、そして、去年私の選挙でポスターをはってくれた人たちに改めて感謝したい。ありがとうございました。

こんばんは。

きのう民主党の新潟県連が、4月の統一地方選挙に公募してきた

10人の擁立をすべて断念したというニュースを見た。

せっかく公募してきた10人を民主党が擁立しない理由は

毎日新聞のネットを引用すると、

『党と主張が合わなかったり、希望する選挙区に

すでに現職がいるなどで、絞り込めなかった』という。

民主党にとって地方議員の擁立はいまなお党基盤にかかわる大問題だ。

さらに国政では大逆風にさらされている。

そんな状況で、志を立てて公募に申し込んできた人を

断っているようでは反転攻勢は望めない。

自民党も民主党にならって公募を取り入れ始めたが芳しくない。

去年の参院選では、元職や現職が公然と

公募の結果に反旗を掲げた選挙区もあった。

申込者がわずかしかいないことも多々ある。

みんなの党の公募も苦しいことは以前書いた。 

どこの党もまだ、本当の意味で「公」の、

開かれた公募をしているとはいえない。

 

公募は書類審査と面接はどこもやっているが、

予備選挙を行うケースもある。

また、支援者となる党員名簿の提出を求めるケースもあり様々だ。

公募はまず本人の決意と資質が問われるべきだ。

私が、本人の資質とともに大切だと思うのは

本人の志に共感して近くで支えてくれる人がどれだけいるかだ。

名簿の提出というノルマではなく、

本当に支えてくれる人を集めることは

本人の資質の1つと言っても過言ではない。

そこがクリアできる人であれば

チャンスが与えられるべきだと思う。

 

新しい人材を輩出するためには

開かれた公募を実現しないといけない。

また、政党の運営には国民が拠出する

政党助成金が大きな割合を占めていて

党の選挙資金にもなっていることを考えても開かれた公募を望みたい。

 

先の見えない、リーダーたる人材がいないなど、政治が混迷している時こそ

立ちあがろうとする有為な人材に道を開かないといけない。

開かれた公募ができる政党には

有為な人材が集まると思うし

そうなればどの党の公募も変わってくると期待している。

こんばんは。昨夜書いた選挙カーとウグイスについて

いくつかコメントをいただいた。

去年9月に選挙カーについて書いたときもコメントをいただいたので

関心が高いテーマということなのだろうか。

コメントを下さった皆様、ありがとうございます。

 

選挙活動は、有権者に関心をもっていただくためにするものだから

若い人からお年寄りまで1人でも多くの人に伝わるような活動を

しなければいけない。選挙カーは手段の1つだ。

原田さんは、名前の連呼ではなく原田さん自身の話を

1人でも多くの人にきいてもらいたいという考えで

今回、選挙カーを使わないことを決めた。

私は選挙カーを使わないと

訴えの範囲が狭まるのではないかという心配がある。

しかし、他の候補が、選挙カーで名前を連呼しながら通り過ぎて

しまいそうなところで立ち止まって街頭演説をしていけば、

他の候補者と違った浸透ができるのではないかと思い

選挙カーを使わない選挙を手伝う気になった。

私自身が「選挙カーを使わない選挙ができるか」と今聞かれたら、、、

「選挙カーは上手に使います」と答えるだろう。 

 

確か千葉県松戸市の市議だったと記憶しているが

選挙事務所を作らずに当選した人の話をきいたことがある。

選挙事務所がないとスタッフの打ち合わせの場所はどうするのかとか、

事務所への来訪者、問い合わせへの対応はどうするのかなど

疑問はたくさんあったが、「選挙事務所なし」という

変わった選挙で当選した人がいることが新鮮だった。

選挙のやり方もいろいろだ。

 

さて、きょうも原田さんは早朝から長野市内で街頭に立った。

声に張りが出て、訴えにも熱がこもってきた。

私は交差点でチラシ配りを手伝った。

愛知県知事選挙の手伝いで、

交差点でチラシをたくさんの人に受け取ってもらう秘策を思いついたので(笑)

きょうも多くの人にチラシを受け取ってもらえた。


原田さんは今、事務所の設置や、政治団体の届け出など

やらなければいけないことがたくさんある。

それでも早朝の街頭演説だけは欠かさずやってほしいと言ったのは私だ。

先週月曜日の街頭演説はマイナス7度だった。

きょうは雪がちらついていたが

原田さんの熱い訴えが通じたのか、だいぶ暖かくなってきた。

まだ寒い日が続くだろうが、候補者の健康が第一なので

このまま春になってほしいと願っている。

こんばんは。

愛知県知事選挙の手伝いにいって、

久しぶりに「選挙を考える」を書く気になった。

以前書いた「選挙カー」の話をもう少し考えたい。

 

長野市から県議議員に立候補する

原田貴司さん(みんなの党)は、

「選挙カーを使わない」と宣言した。

 

名前の連呼よりも、こまめに街頭演説を行って

有権者に真摯に訴えたいという考えだ。

長野市は市町村合併で地域が広がったので、

県議選のエリアも大きくなった。車は欠かせないというのが

ごく普通の考えだ。選挙カーを使わないということは、

車で移動している間、街宣をしないことになる。

私は参院選の時に多くの有権者から、

「この地域は住民が少ないから

選挙カーすら来ない」と言われた。

だから、原田さんと慎重に話しあった。

でも話しているうちに、長野市の県議会議員選挙は定数10人。

10数人の立候補者が全員選挙カーを使えば

おそらく区別がつかない。

「賭けではあるが面白い。やってみよう」ということになった。

車での移動の間、街宣ができないことは、

候補者にとって歯ぎしりをする思いだ。

1分1秒も無駄にしたくないというのが

候補者の気持ちだ。

車の代わりにどれだけ街頭演説を充実させることができるか。

自転車や歩行遊説をどれだけ効果的にできるか。

創意工夫が問われる。

でも面白い。すでに原田さんのもとには

選挙カーを使わないことを評価する

県民の声が多数寄せられている。

この戦い方に賭けてみようと思う。

 

さて、愛知県知事選挙の手伝いは

2日の深夜に佐久を出て朝3時半ごろ名古屋に入った。

車で仮眠をして朝8時から

候補者が同乗しない「党宣伝カー」に乗って

窓から手を振って大声を出したり、

駅前などで何度も街頭演説をした。

 

他人の選挙を手伝うと思わぬものが見える。

手伝いをして一番感じたことは

自分の選挙を支えてくれたスタッフに対する感謝だ。

改めて痛感した。

 

ここからは選挙カーに欠かせない「ウグイス」の話である。

ウグイスとは改めて説明するまでもないが、

選挙カーから候補者の支援を訴える女性のことをいう。

ちなみに男性がやると、「カラス」という。

私が愛知で乗った宣伝カーのウグイス女性は

なんと神奈川からきていた。

本人いわくベテランらしい。たしかにそのようだった。

宣伝カーに乗った日は節分だった。

そうするとウグイスの方は、

「きょうは節分です。愛知に福を呼び込みましょう」と呼びかける。

その日は快晴だった。

そうすると、

「愛知にきょうの太陽のような輝きを呼び込みましょう」となる。

ガソリンスタンドの前を通れば

「車にはガソリン、愛知には@@@@(候補者名)」となる。

これにはさすがに首をかしげたが、

ガソリンスタンドの店員さんが笑っているから効果ありということか。

 

私の選挙の時に、いつも心和んだフレーズは

「畑のご主人、お願いします!」だった。

選挙区の土地柄か、「畑のご主人…」は何度も飛び交い、

そのたびに私は用水路を越え農道を越えて、

「畑のご主人」と握手を繰り返した。

 

ウグイスの世界は奥深い。

一般の人からは想像もつかないが、

同じ選挙で違う候補をはしごする「渡り鳥」もいるようだ。

解散のない参院選と地方選挙は

3年ないし4年に一度必ず訪れるウグイスにとっても戦場。

ついつい候補者以上に熱弁をふるう方もいるらしい。

愛知でご一緒させていただいたウグイスの女性は、

ウグイスというより語り手、プロだった。

 

私の選挙で忘れられないエピソードを紹介しよう。

私とウグイスの方で必死に声をかけた「畑のご主人」が

よく見たら、実は「ご主人」ではなく「かかし」だった(笑)

ちなみに、私が考える「こんなウグイスは困る」というのは、

「候補者よりも政策通のウグイス」だ(苦笑)

 

公職選挙法で選挙運動が著しく制限される中で、

精いっぱい頑張ってくれる

ウグイス女性陣に感謝に気持ちは絶えない。

選挙カーを使わない原田候補は

ウグイスがいない選挙になる。

さてどうやって独自色をだすか、頭のひねりどころだ。

 

最後に愛知県知事選挙は名古屋市長選挙とともに、

大村・河村コンビに当確が出たようだ。

開票の全容はまだ確定しないが、

堂々と選挙を戦ったみんなの党の仲間

薬師寺みちよさんに敬意を表したい。





こんばんは。

参院選の収支報告がきょう固まりました。「いまさらか?」と言われそうですが、

提出締め切り(7月末)の後に請求がきた支出を追加で提出するほか、

選挙管理委員会も、6候補の収支報告を細かくチェックするので時間がかかります。

今年は知事選があり、来年の統一地方選の準備も本格化しているため

選管の業務も相当厳しいようです。

まだ確定していない候補者もいるようで公開はしばらく先になりそうですが

概要を報告させていただきます。

 

私の支出は約1100万円でした。

もっとも多かったのは「広告費」で477万円。

広告費とはポスターや立て看板、選挙カーの外装、スピーカーなど

おおざっぱに言うと、対外的な活動にかかるお金です。新聞折り込みも広告費です。

このうち、以前にも書きましたがポスターをはる作業で、

ボランティアの方にお願いし切れなかった分を業者に委託したので

総額が膨らみました。

 

次いで多かったのが

事務所につめたり遊説に参加してくれた人で、

公選法で認められている「人件費」が約200万円

ポスターやビラなどの「印刷費」で177万円。

次いで選挙カーのリース代、有料道路、

ガソリン代などの「交通費」が113万円などとなっています。

あとは事務所や演説会場の費用、スタッフの食費、文具費、郵便物などです。

総支出のうち、178万円は「公費」で賄われています。

これは選挙期間中に掲示するポスターの作成費78万円(1万1000枚分)のほか、

法定のビラ(16万枚)、ハガキ(4万5000枚)などにかかった費用です。

 

今回の選挙は、党本部からの交付金、多くの方からいただいた寄付、

そして自己資金でやりくりしました。

「無い袖はふれない」スタンスで割り切ってやったので、

「カネのかからない選挙」は実践できたかなと思います。

結果が伴えば胸を張れる収支報告だったのですが

私の力不足ということでご容赦ください。

「カネのかからない選挙で勝利すること」は

いつか、再挑戦する時の目標にとっておきたいと思います。

 

収支報告の作成は友人の弟君を中心にやりましたが、

訂正は、選管の職員の指導をうけながら私1人でやりました。

初めての経験で訂正個所は多かったですが

多くのことを学び大変貴重な経験になりました。

 

収支報告は、活動にかかるカネの説明を尽くすことが最大の目的です。

分かりやすい報告書を作るには、

お金の出入りがある時、つまり活動をしているときに

選挙活動としてふさわしいかどうかを判断できる見識が必要です。

これは当たり前のことですが、今回の膨大な作業を通じて改めて肝に銘じました。

 

多くの政治家をみていると

いつかは収支報告の提出に直接関わることがなくなるかもしれません。

しかし今回の経験をいかし、見識ある活動をしていきたいと思います。

 

最後に

他の候補者より多大な業務負担をかけたにもかかわらず、

懇切丁寧に指導してくださった選管の男性職員の方に

心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

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