行動なくして
実現なし
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いまこそ政治判断を

こんばんは。

中国漁船の衝突映像流出問題は

警視庁と東京地検に告発され

刑事事件、「犯人探し」の展開になった。

さらにきょうの国会で仙石官房長官が

「国家公務員法の守秘義務違反は罰則が軽い」と発言して

ニュースになっている。

投稿者が仮に公務員だとしたら犯罪だ。

それを捜査しないことは、政府として、

また捜査当局としてあり得ない。

「犯人探しをするべきでない」という声は、

立場を厳密にすれば、国会では野党の仕事だ。

みんなの党・渡辺代表は7日

『「民主党は犯人捜しをやっている場合か。

もし犯人が見つかってもその人は英雄になり、

民主党政権は恥の上塗りになる」と述べた。

渡辺氏は記者団に「われわれは(映像を)

全面公開せよと強く言ってきた。

秘匿性は極めて薄く、国家機密にしなければ

ならなかったのかは大いに疑問だ」と強調した。』

(時事通信より引用)

渡辺代表の発言はまさしく正論で、

普段は口数の少ない人だが

言うべきことはきちんと言う人だと改めて感じた。

国民が公開をこれだけ望んでいたのだから、

民主党にアドバイスする気はないが

いち早く映像を政府として公開する。

そうすれば投稿者を検挙したとしても

それこそ処分保留や起訴猶予という判断もできる。

投稿者を支持する声もかなり増えてきている。

ビデオの存在を自信満々に語っていた民主党政権が

公開をうやむやにしようとしたことにも

大きな責任があるのだから、

早期公開して問題を終結させる以外方法はない。

中国人船長を処分保留で釈放した政治判断は

批判の嵐にさらされた。

しかし、衝突映像を早期公開する判断なら

とかく悪く言われがちな政治判断の

存在意義を示すものになると私は思う。