行動なくして
実現なし
009.報道から

号外ニュース

こんばんは。私の携帯電話は、産経新聞が「電子書籍」ならぬ「電子新聞」のように読めるので毎日愛読している。きょうは1年間に出した号外で今年を振り返る特集があった。以下号外の見出しを引用して紹介したい。

・「朝青龍 引退」(2月4日) ・「真央 五輪銀」」(2月26日) ・「小沢氏 起訴相当」(4月27日) ・「俊輔らW杯23戦士」(5月10日) ・「鳩山首相 退陣」(6月2日) ・「日本 決勝T進出」(6月25日) ・「菅首相 小沢氏破る」(9月14日) ・「10年連続200安打」(9月24日) ・「中国船長 釈放」(9月24日) ・「前特捜部長を逮捕」(10月1日) ・「小沢氏 強制起訴へ」(10月4日) ・「ノーベル賞に鈴木・根岸氏」(10月6日) ・「平和賞に劉暁波氏」(10月8日) ・「チリ 奇跡の救出」(10月13日) ・「裁判員裁判 初の死刑」(11月16日) ・「柳田法相辞任」(11月22日) ・「北、韓国を砲撃」(11月23日) ・「女子高生ら13人重軽傷」(12月17日)

号外は、ニュースバリューが高く、速報する必要があると新聞社が判断したもので、産経新聞は自社の考えに基づいて上記18の見出しの号外を出した。まだ今年はあと1週間あり、これまでの号外を超えるインパクトのニュースがあるかもしれないが、とりあえず18の見出しから今年を振り返りたい。

しかし、18の見出しをみると、意外というか「あれっ?もっとなにか大事なことがあったような…」という気がまずした。号外は夜中にでることはないので、夜にあった大きなニュースは号外にはならない。参院選の民主党敗北は号外にならない。また、尖閣諸島の漁船衝突映像がインターネットに流出したニュースは深夜にネットを駆け巡ったが、テレビ、新聞では翌日から大ニュースとなったことは記憶に新しい。厚生労働省の村木さんに無罪が言い渡されたニュースも、あらかじめ無罪の公算が高まっていたせいか、号外にはなっていない。裁判員裁判で初めて死刑が出たことも確かにニュースだが、その後鹿児島地裁で死刑求刑に対し無罪判決が出たことの方がいろいろ考えさせられた。

こうしてみると、今年の重大ニュースを1新聞社の号外だけで振り返るのは無理がある。18の見出しで私個人が重大ニュースだったと思うのは、北朝鮮の韓国砲撃ぐらいだ。題材をかえて改めて考えたい。5月から書き続けてきたこのブログを題材に、今年のニュースを振り返ることも、自分にとって改めて気づくことがありそうだ。