行動なくして
実現なし
001.想い

街の財産

                                          

こんばんは。きのうは佐久市臼田の商工会青年部が主催する

「どんと焼き」を、青年部の一員として手伝ってきました。

上の写真は、クレーンなどを使って組んだやぐら。後ろの白い山は浅間山。

千曲川の河川敷で行われる臼田のどんと焼きは規模が大きいので

かなりのお客さんがきます。

大きなやぐらが燃える様子は圧巻で、厳しい寒さも一瞬吹き飛びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臼田のどんと焼きでは、残り火をつかって「まゆ玉」を焼いて食べます。

昔、臼田は養蚕がさかんでした。私が小さい頃も

養蚕をしている家が、わずかですがありました。

まゆ玉は、養蚕や農業の豊作を祈願して団子を丸め、

やなぎの木につけます。かつての風習が今も残っています。

 

商工会青年部は、メンバーの多かった時期と比べると

3分の1ぐらいに減っているということです。

1月のどんと焼き、5月のこまん祭、そして夏祭りなど

青年部が関わるイベントは少ないですが

街の風習を守るため活動しています。

イベントに参加するのは毎回10~20人ですが

エネルギーのある少数精鋭メンバーで私も参加するのが楽しいです。

 

どんと焼きは、寒いので準備と片付けが大変です。

河川敷に持って行った机や椅子を商工会に持ち帰り、

脚についた泥を拭いていると拭いたところが凍ります。

雑巾もパリパリになります(笑)

でもたくさんの人がきてくれて、青年部のボランティア活動に

感謝の言葉をかけてくれるので頑張れます。

さらにきのうは、中学生の男の子が

チラシをみて手伝いに来てくれました!

 

どんと焼きやお祭りは、その日限りでずが街のにぎわいを創出します。

でも、エネルギーあるメンバーの頑張りは、地域の無限の財産だと思います。

きのうのどんと焼きはテレビの取材もきていました。

放送時間はわずか30秒でしたが(苦笑)

県内、そして全国で注目されるような催しやアイデアを

みんなで考えていけたらいいなと、

冷え切った手でビールを飲みながら考えました。