大学生と農業を学ぶ   2011 年 11 月 27 日

軽井沢で開かれている成城大学のゼミ合宿に2日間参加してきた。

テーマは『農業』。

日本の農産物の自由化と農地について4人の学生が発表し、議論した。

発表する学生は、大学教授などが執筆した

以下の参考資料を読み込んでレジメを作り

ゼミのメンバーに

わかりやすく説明する課題が与えられていた。

・中村靖彦「先進工業国・日本と農産物自由化」
・山下一仁「消費者の観点から見たTPP論議」
・鈴木宣弘「農地法改正とコメを基軸にした食糧自給率の向上」
・村山元展「農地保全で求められる自治体と政府の役割」
・山形県遊佐町「転作田で飼料用米を栽培し、食糧自給率向上」
・農業生産法人ナガホリ「耕作放棄地活用し都市近郊農業再生」

農業とは縁がなさそうな学生だが

活発な議論はおおいに勉強になった。

学生の1人が、

「減反を始めた1970年に

どうして米を輸出しようという発想にならなかったのか」と

質問したときは、 思わず「確かに」と思った。

言われてみればその通りだと思うことを

実際に言葉にできる人は少ない。

人に言われないと考えもしないことがある。

ゼミの先生は軽井沢在住の打越さん。

以前、打越さんがゼミの生徒と手がけた

軽井沢町長選挙の公開討論会を聴きにいって感銘をうけ、

それ以来時々ご指導いただいている。

打越ゼミに入っているだけあって

20人ほど学生はみんな元気なメンバーだった。

 

ゼミの中で、

山形県遊佐町で食料自給率をあげるために

国産飼料米で豚を育てている事例が紹介されたが、

打越先生があらかじめその豚を注文しているのだから

ゼミが盛り上がらないはずがない。

打越さんいわく灰汁の少ない豚で

私も食べたがとてもおいしかった。

きのう、ゼミに参加していることについて

ある人から

「あなたの考えも学生と同じ次元か?」と言われて頭に血がのぼったが、

勉強もしないで言葉巧みに批判するだけの大人より、

知らないことを真摯に学ぶ学生の意見の方が

はるかに優れている。

学生と打越先生に感謝し、今後の政治活動にいかしたい。

 

〜 学生の皆さんへ 〜

学生の皆さん、2日間ありがとうございました。

 

私は、他のゲストの方のような農業経験や人生経験がないので

あまり多くを話せませんでしたが、

皆さんの真摯な議論は大変刺激的でした。

 

自分で資料を作って40分間話す機会は

普段そうはありません。

緊張のせいか、せっかくのレジメを読み間違える人が多く

もったいないなと思いましたが、

その後の質疑でみんなきちんと答えを出していたので、

大変な準備をしてきたことがよく伝わりました。

 

私は元記者でいま政治活動をしているので、

プレゼンテーションは特に大切だと思っています。

プレゼンテーションや国語力がこころもとないと、

学生時代なら成績が下がるだけですみますが、

社会人になると人間性の一部として見られます。

私はいま、そのことを痛感しています。

今のうちに、友人同士で事前に練習をするなど

プレゼンテーションや文章作りも徹底的に学んでください。

でも安心してください。

打越先生の指導にこたえることができれば大丈夫だと、

参加していて思いました。

 

皆さんの今後の活躍と

再会できる機会を楽しみにしています。

ありがとうございました。

井出庸生

この記事は 2011 年 11 月 27 日 日曜日 5:27 PM に投稿されました。

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