行動なくして
実現なし
003.活動

小谷村へ

長野県の西北端、新潟県糸魚川市に接する小谷村。

 今年、小谷村はかつてない豪雪に見舞われている。

平年の2倍の積雪といわれている。

長野県は2月1日、小谷村に災害救助法を適用した。

平成18年豪雪以来の適用だという。

 

 

糸魚川市にいったん入ってから細い橋を超えて

山間部にある小谷村大網地区。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平年の2倍では済まされない、

3メートルはあろうかという積雪が地区を覆う。

どこが道路かもわからない。

村の人が口を揃えて「経験がない」といっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪下ろしは重機も使うが、

メインはこの

「スノーダンプ」とよばれる器具を使った手作業だ。

きのうはボランティアも多かった。

私は友達に頼んで手伝いに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

70代、80代が屋根に上がり、毎日雪下ろしを続けている。

 

かつて日本海の幸を運ぶ「塩の道」にあった大網地区。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の豪雪でまた、村を離れる人が出るかもしれないという。

 

 

 

 

 

 

 

村の歴史を知る年配の方々が、村を支えている。

豪雪地の雪下ろしから見えた課題はまた改めて書くことにする。

 

村の人によると、

今週、もう一度大雪に見舞われるかもしれないという。

若い力が必要だ。

今しかできないことがある。

小谷村へ行こう。