小諸市長選 公開討論会③ 産業振興   2012 年 4 月 1 日

「小諸市長選 公開討論会②」の続き、主催者からの事前質問「産業振興」について、3氏の話です。

 

芹沢勤氏

「まず小諸の特徴を活かした雇用の創出ということで、ワイン作りがさかんになってきている。ワインの町・小諸のブランド作りを進めていきたい。そしてまた具体的に商業の振興ということでは、商店街の活性化資金を見直して、現在2000万円までの貸し付け利率が2%ですが、これを1点7%まで下げる。また観光面については、停車場ガーデンなど、大手門公園を整備することによって、これまで、駅を境にして懐古園側からこちらにあまりこなかった。停車場ガーデンと大手門公園を充実させることによって回遊性をもたせて、さらに、本町、荒町などの周遊コースをもうけて、小諸で歩いてもらい、小諸の文化を知ってもらう。さらにはまた、北国街道の裏通りでは寺巡りコース、こんなこともやってガイドコースの中で進めていければいいなという思いもあります。そのほか、街道沿いで歴史的な建物、あるいは空き家を活用して、お休み処、土産、飲食、ギャラリーなど、それによって宿泊を拡充する。そしてまた、農業については、土地改良の中で、農道整備の地元負担金を現在20%いただいているが、これを廃止して見直しを行う。また、遊休農地を解消する。こういうところから現在、コンバインの補助。現在4台から5台に拡充する。あるいは蕎麦の機器、菜種油を簡単に瓶にいれられるような、こういう補助をして遊休農地を有効活用する事ができるのではないか。こういったことで、商業、観光、農業がさかんになっていくと具体的に申し上げている」

 

大森豊也(あつなり)氏

「私は大きく2つ考えています。まず1つは新しい企業の誘致。ただし、工場生産のような企業誘致というのは、現在の経済状況の中では難しい。ですので、小諸の自然、風光明媚な小諸を利用して、IT産業であるとか、あるいはデジタルコンテンツ、アニメ産業というような、冒頭話したように、若い人たちの失業率を改善したいという思いがあるので、そういう研究開発の拠点。これを工場団地ではなく、中山間地の林の中に誘致していきたい。私も知り合いにそういう仕事をしている人がいるが、パソコンの画面をずっとみていると気がめいってしまう。精神的に病んでしまう。経営者の方々もこのことを心配しています。ですからいま、地方にそういう研究拠点がどんどんできています。ぜひ小諸にそういう研究拠点の誘致をしたい。そして2つ目。それは、いま小諸にある企業の体力をしっかりつけてもらいたい。団塊世代が数多く退職する中で、優秀な方、経験豊富な方、そういう民間の方のノウハウを利用しながら、『こっちの会社の技術とこっちの会社の技術が合わさるとかなりよくなるよ』あるいは『このお店のこの商品、パッケージのでデザインをもう少し変えれば売り上げが伸びるよ』とか、そういうことをアドバイスできるコーディネーター登録制度を設けてバックアップして、いまある企業が体力をつけて欲しい。さらに観光。やはり市内にいるとなかなか気づかないのですが、小諸は蕎麦ですね。どうして『信州ほしの』が小諸にきたのか。信州小諸という名前が欲しかったから小諸に来た。また、東京では『小諸そば』。立ち食い蕎麦屋さんがたくさん宣伝してくれている。私は懐古園の中の空いている土地などを使いながら『そば博物館』。有名なそば屋さんをいれながら、博物館を作って観光の目玉にしていきたい」

 

柳田剛彦氏

「2人の政策はとてもすばらしいと思います。私は、産業振興は最重要課題だと思っていますが、イベント的な事業ではなくて新しい産業を増やして雇用を増やすなど、具体的な経済効果が得られるようにしたいと考えています。2人の政策に加えて、新しい6次産業を生み出す仕組みづくりをすすめて参ります。農業だけでは生産性が低く、なかなか所得が上がらないのが現実だが、群馬県の人口4000人の村が地元の産物をつかって、ハムやソーセージを販売して年間100万人近い観光客で、売り上げは10億円。雇用人数は60人という産業に育っている。その結果、農家の所得は増加して新しい雇用と荒廃地対策にも大きく役立っているということです。これを新しい6次産業といって、小諸にも、軽井沢が近くにありますので、大きな相乗効果を期待できる。そこで、小諸市の特産としてある、蕎麦、菜種、大豆、馬鈴薯、高原野菜などを、生産から加工販売まで広げて所得と雇用を増やす。小諸市の一大産業振興策として、市が積極的に支援をしていきたいと思っています。このように地元にある資源を使って、地元の農家や企業が力をつけていく。これを小諸市の産業振興の柱にしていきたいと考えています。2つ目には、自然エネルギーの本格的な導入により、環境産業の振興をはかり、雇用を増やし、環境整備推進都市を目指してまいります。そのためには、小諸市の長期エネルギー計画を、事業者、行政一体となって作成し、具体的な政策を展開して、メガソーラー、小水力発電などの取り組みや、環境関連企業の誘致などをしてまいります」

 

 

立候補を表明しているのは

・現職の芹沢勤氏(71)

・建築資材販売会社社長の柳田剛彦氏(72)

・住宅建設会社社長の大森豊也(あつなり)氏(35)の3氏。

選挙は4月8日告示・4月15日投開票。

掲載している討論会は、3月29日に開かれました。

 

この記事は 2012 年 4 月 1 日 日曜日 10:14 PM に投稿されました。

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