今年の終わりに   2010 年 12 月 31 日

応援して下さった皆様へ

 

今年は多くの方に大変お世話になりました。

一年の終わりに心より御礼申し上げます。

信州にIターンして素晴らしい出会いに恵まれ、本当に良かったと思います。

このブログもたくさんの人に見ていただきました。

毎回コメントを下さった方もいて、とてもありがたかったです。

政治に関わる者、

また私のように関わろうとしている者のブログはどうあるべきか。

ブログは政治活動の一端にすぎないのですが、

私は自分のブログの将来性をよく考えています。

いまは出力を上げるため、月の平均で

1日1投稿ぐらい書くことが漠然としたノルマです。

政治家のブログをみると、日々の活動報告が多いです。

自分のことを知って欲しいのというのは政治家のさがであり、

選挙の前ともなると急にブログの更新が増える人もいます。

私も選挙のときはそうでした。

しかし私は、中身のあるものをできるだけ多く

出したいと思っています。

調べものやテーマによっては時間がかります。

このブログも様々なテーマに触れ、

そして文体もだいぶ変わってきました。

来年はもっと自分の主張を出した「エゴイスト」なブログに

進歩させたいと思います。

このブログが勉強の場であり、

発信の場であることはこれからも変わりません。

しかし、ここで身につけたことを来年はもっと

直接的に訴える行動をしていきたいと思います。

より多くの方に自分の考えを直接訴えたいと思います。

 

最後になりましたが、

ブログを読んで下さった方々はじめ、応援して下さった皆様、

本当にありがとうございました。

来年もご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。

良い年をお迎えください!

地方議会が問われる   2010 年 12 月 31 日

こんばんは。

今年、そして来年は地方議会のあり方、地方議員の存在意義が問われる年になるだろうし、そうあって欲しいと願っている。

今年、各地で見られたのは知事や市町村長と地方議会の意識のズレである。大阪では橋下知事が「大阪維新の会」を立ち上げ、知事に賛同する議員勢力を作ろうと精力的に活動している。愛知では名古屋市の河村市長が、減税と議員歳費カットなどの公約を実現するために、市長選挙と市議選挙を同時に行うべく行動している。いずれも首長が公約を果たす、改革を進めるために地方議会の勢力図を変えようとしている。事情は異なるが、鹿児島県阿久根市も市長と議会が対立し市長選挙が行われる。共通しているのは高い支持率、または直近の選挙で有権者の付託を受けた首長が議会と対立していることである。著名人の首長が増えていることや、政権交代で民主党系の首長が増えて、自民党支持層が浸透している議会と意見集約が難しくなっているという背景がある。長野県も阿部知事はまだ就任して半年もたっていないが、議会との関係が注目されている。佐久市の総合文化会館をめぐる議論も、議会にあった推進論と住民投票の結果が逆だった。

首長与党の議会になれというのではない。これまで民意をきちんと汲み取ってきたか?市町村の行政を的確に監視してきたか。その存在意義を改めて考えなくてはならない。来年は統一地方選がある。いま、地方に求められているのは地方の独自性、主体性をもった行政が進められるか。端的にいうと地方が自ら行動をおこせるかどうかである。地方分権はどの政党もいっているが、お金や権限の移譲は遅々として進まない。国がやってくれないのなら、自分たちで地方を強くしようという気概が必要だ。

おはようございます。
今朝の産経新聞14面に、あっ!と思う記事があったので紹介したい。   
   
(産経iphon版より引用)
対中デモ報じず
「メディアに関わる今年の話題の1つに、10月2日、東京・渋谷で約2700人(警察発表)が参加して行われた大規模な対中抗議デモを、ロイターなどの海外メディアが報じ、日本のマスコミが一切報道しなかったことがある。中国国内での対日デモは報じるマスコミが、国内デモを報じなかったことに対し、批判の声が出た。報じたロイター映像部門の東京責任者オリビエ・ファーブル氏は『私たちは政治信条問わず、左右両翼を取材する』と話す。『われわれには、人種隔離と闘った南アフリカのネルソン・マンデラ氏を、かつてテロリストと呼んだ苦い教訓がある。報道は政治信条でレッテル貼りをすべきではない』 中東プレステレビのマイケル・ペン氏も『100人なら運動家だけだがこれだけ大規模なデモは新しい動きだ』とし、『日本は政治信条が取材を妨げた民主主義にはメディアの中立な取材が必要だ』と語る。  デモは全国7都市で行われ、2度目以降は本紙も含めマスコミも報じたが…以下略」   
   
先日上京した時に、渋谷駅前である集会を見かけた。その集会も、国内の対中デモを報じなかったメディアを批判していたので、そうした動きがあることは知ってはいた。
しかしこの記事で最も鮮烈なのは、ロイター映像部門の東京責任者オリビエ・ファーブル氏の『報道は政治信条でレッテル貼りをすべきではない』という発言である。その前段に『われわれには、人種隔離と闘った南アフリカのネルソン・マンデラ氏を、かつてテロリストと呼んだ苦い教訓がある』 とまで話している。
日本の政治や世論に対する先入観が少ない海外メディアに、新たな国内の動きを先行して報じられ、後追いすることになったことを大手メディアは反省してほしい。先入観や他社との横並び・様子見の体質がこの結果を招いたと思う。私はかねてから、メディアが10社あるなら10通りの論調をするべきだと訴えてきたが、もう一度強く訴えたい。
  
例えば、先日閣議決定された「防衛計画大綱」について、朝日、毎日、読売、日経、そして信濃毎日の社説を読んだ。毎日が掲載した全国紙の社説比較も目を通した。「防衛計画大綱」に対して、明確に批判のスタンスを打ち出したのは信濃毎日だった。信濃毎日の徹底した論調に比べれば、他紙はかすんで見える。信濃毎日は日曜の1面コラム「考」でも2回にわたり、防衛計画大綱と安全保障の問題を取り上げている。信濃毎日の記事に賛否はある。それは読者が取捨選択をすればいいことだ。私は、信濃毎日の徹底ぶりを興味深く読ませていただいている。

先生   2010 年 12 月 26 日

こんばんは。

軽井沢の小学校にいるというある先生のことを聞いた。

その先生は宿題のプリントの裏に得意な絵を描くという。

「宿題をやったら、先生が描いた絵の間違い探しをやってね」ということらしい。

ご褒美のようなものだ。かなり評判になっていて私が知らなかっただけらしい。

プリントの絵はとても精巧で、先生の工夫と苦労がうかがえる。

小中学生の勉強は方向付け、目標を持たせるという意味で指導役が欠かせない。

宿題ひとつとっても「なんでもいいから宿題ノートを埋めてきなさい」では

こどものモチベーションが高まるはずもない。

学校の先生は忙しい。授業だけでなく部活動、学校行事と大変だ。

記者をしていたときに、親しかった方の娘さんが先生をしていたが

帰りはいつも遅く、朝も早いということで大変そうだった。

軽井沢の先生の話をきいて、忙しい中でも創意工夫を重ねる

先生がいることが嬉しかった。

 

25年ぐらい前の話になるが、私にとって最初の、勉強の先生は両親だった。

ひらがなや数字、話し言葉を教えるのは、

多くの家庭の場合親だと思うし私もそこから始まった。

学校や塾の先生はもちろんだが

親や、自分より勉強ができる友達も貴重な「先生」だった。

しかし、親はだんだん勉強をみることができなくなる。

勉強も難しくなるし親だって年をとるので当たり前といえば当たり前だ。

年間カリキュラムをたてたり受験を見据えるなどの

長期的な観点にたった具体的な指導は学校や塾に任せるほかない。

でも親にはできるだけ頑張ってほしい。

宿題で分からないことを親に聞く、親も分かるか分からないかは別にして話を聞いてみる。

そんなコミュニケーションをできるだけ長く続けて欲しいと思う。

学校も、親の力をもっと頼っていいのではないか。

勉強の見方が分からないだけで

小学生の算数や漢字ぐらいなら教えることができる親は多いと思う。

「親に勉強の教え方を教える」という機会を学校が作ってみるのはどうか。

 

先日、東京の池袋から小諸行きの高速バスを利用した。

大学受験を控えた女子高校生だろうか。

母親がバス停に見送りに来ていて「頑張ってね」と励ましていた。

高校生の方は「受かったらどこか連れてってくれる?」と聞き返し

母親も約束をしていたようだった。

私は2年間も浪人したため、

そんなお願いをすることは許されなかったが(苦笑)、

一緒にバスに乗った高校生に

「頑張れ」と心からエールを送りたい気持ちになった。

いつになっても親の支えが子どもの勉強の大きな力である。

揺れた政治   2010 年 12 月 25 日

今年の政治は、政権交代を注視する雰囲気で始まったが

結局、混迷を見せられて終わろうとしている。

きょう、来年度の予算案が固まったと報道された。

92兆円規模で、去年を上回る過去最大規模になった。

去年9月に政権をとった民主党は、

ちょうど1年前、今年度予算編成は

自民党政権の骨格をもとに作らざるを得なかった。

来年度予算は民主党が初めて1から作った予算だ。

評価できることは、高速道路無料化の公約を撤回して

平日上限2000円(普通車)などの料金体系を導入することだ。

総選挙で「高速無料!」と嘘をついたことは取り消せないが、

嘘を認めても堅実な将来を選択したことは良いと思う。

しかし報道をみる限り、評価できることはこれだけだ。

子ども手当、高校無料化。

少ないお金を広くばらまいて、消費税の増税時期を早める。

そんな浪費財政でよいはずがない。

子ども手当の前に保育所の拡充!

産休・育児休暇をとった人が再び第一線で働ける。

育児をしやすい社会を作ることが先だ。

高校無料化は学習の大切さ、価値を低下させる。

教育はなんとなく受けるものではない。

目的意識、教育の大切さ・ありがたみがあって初めて

学ぶ意欲がでるものだ。

奨学金制度の拡充で経済的に厳しい世帯を救済することが本質で

高校無料化は典型的な悪平等と言わざるをえない。

 

民主党も自民党も国の将来よりも党の将来、

つまり選挙で受けることしか考えていない。

目先のわずかな金で国民の気を引き、

後で大増税をしようとするその姿勢を国民はとっくに見抜いている。

 

政治のニュースは今年も政局が多かった。

「政局はうんざり」と、テレビのキャスターは何度も繰り返した。

今年の政局は民主党、

なかでも鳩山・菅総理よりも小沢一郎氏がその中心だった。

民主党は小沢さんで動いていることを強く感じさせる、

小沢さんの力を良くも悪くも感じた年だった。

来年は「脱小沢」、民主党に関わらず

力のある新しい政治家が出てこないと前に進まない。

選挙に出てから、

同世代の人からは

「将来のツケをためないでほしい」と言われ続けた。

年配の方からは

「一生懸命働いてきたが、苦しいままだ。

年金や介護など不安だらけだ」と言われた。

若い世代も年配の世代も苦しいのが今だ。

この状況はすぐにはかわらない。

国として、身の丈にあった社会運営を行い

経済成長に向けて歯を食いしばるしかない。

 

来年の政治は、

国民に将来像を示し、希望を持たせることができるかが問われる。

希望がなければ我慢することはできない。

将来ビジョンをもつ政治が求められる。

私はその一助となれるよう来年も行動していく。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて