なぜ走るのか   2010 年 12 月 7 日

こんばんは。寒いですね。

毎日ではありませんが、早朝のマラソンが辛くなってきました。

私のマラソン歴は2008年8月からで、もう2年を過ぎました。

マラソンには思い入れがあって続けています。

最初はおつき合いで始まった趣味でした。

仕事で取引先の人とゴルフをしたり

酒を飲んだりすることがあると思いますがそれと同じです。

一緒に走っていた人も毎日ではありませんが、

朝5時過ぎから1時間ほど、約10キロ走ります。

記者だった私は生活がずっと不規則で、

はじめは相手の人についていくことすらできませんでしたが、

そうこうしているうちに体力がついてくるなどいろんな変化が起こり、

「おつきあいマラソン」をサボることはありませんでした。

おつきあいマラソンは半年ほどで終わりましたが

その後は1人で走ってきました。

当時は朝早く夜遅い生活で、

「仕事以外のことは無理だな」と思っていたのですが、

「まだまだ俺ってやればできるじゃん」と

すこし自信をもったのがマラソンでした。

それまでの趣味は読書ぐらいで、

読書も仕事の幅を広げる目的もあったので

仕事が生活のすべてでした。

それ以上のことはできないと思っていました。

「マラソンぐらいで」と笑う人もいるでしょうが

記者でいっぱいいっぱいだった自分に

可能性を感じさせてくれたのがマラソンでした。

会社をやめる時もマラソンが少なからず自分の背中を押しました。

「体力には自信がある。まだまだ新しいことに挑戦できるはずだ」。

大げさで恥ずかしいですが、そう思いました。

きのう(6日)の毎日新聞夕刊2面にマラソンブームの記事が出ていました。

記事の中でスポーツジャーナリストの元マラソン選手・増田明美さんは

 「走ることは自尊感情を高めてくれる」と話しています。また、

 「ただ走る哲学者」(平凡社)などの著書がある

「異色」の哲学者ランナー、原章二・早稲田大教授(64)は 

「走ることは人間の内部にある

過剰なエネルギーの爆発である」と話しています。

記事を読んで、私にとってマラソンは

単に体のためだけのものではなく

生活の原動力であることに改めて気づきました。

記事の結びに

「人は前に進むために走る」と書いてありました。

マラソンとともに、人生一歩一歩前に進みたい。

気持ちを新たに、明日も走ります。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて