信じる力+応援=変革   2010 年 12 月 17 日

きのう、上田市の「JAうえだ 本所 ハニーウェル」で開かれた

『平成22年度 上小農業青年クラブプロジェクト活動・意見発表会』に参加した。

私の友人が講演するというから観に行った。

私の友人・児玉光史君(旧武石村出身)は

東京で「倅(セガレ)」というサークルを主宰している。

「セガレ」は、東京にいる全国各地の農家の息子・娘が、

実家の農産物を東京で売って親孝行と地元孝行をし、さらに

東京で暮らす自分たちと地元との関わりを見つめるという

肉親と地元への愛情が交錯した温かい集まりだ。

セガレは最初、3人から始まった。今は100人になるという。

セガレの存在が広く知られ、児玉君が講演に呼ばれた。

 

児玉君の素晴らしいところは自分を信じていることだ。

講演でも彼の話し方は普段と変わらない。

私は彼の性格を知っているので

児玉君のユーモアを交えた講演、

そして時折ユーモアがうけずに照れ笑いをする

児玉君が普段通りに映った。

彼は緊張することはあっても自分を変えることはない。

 

セガレは営利団体ではない。

児玉君は、講演を聞いてもらう人に興味をもってもらうため

セガレの農産物の販売価格などを話していたが

参加された方は

児玉君の話をどう受け止めたのだろうか。

 

児玉君は今まで

実家の農産物をセガレで売ることで農業に貢献してきた。

彼は今後、実家にとどまらず上田小県の農産物を広めること、

つまり実家のためだけではなく地域のために働こうとしている。

講演で産業革命の蒸気機関を例えに持ち出したときは驚いたが

児玉君が言いたかったのは、

「賛同者、応援してくれる人があって初めて変革が起こる」。

世の中が良くなるということだ。

なんでもそうだが、新しいことを始めたときは誰もが少数派だ。

少数派の本気を信じる応援団が増えて初めて

変革が、夢が実現するのである。

私も、自分を信じて今年一年行動してきた。

きのうの児玉君の講演をきいて

もっともっと頑張らないといけないと思った。

児玉君とは東大野球部の同期である。

お互い野球は卒業したが

今後の人生も彼と切磋琢磨していきたい。

こんばんは。民主党の岡田幹事長と小沢元代表が会談し、

岡田さんが小沢さんに求めた政倫審出席は、

またしても平行線だったと報道されている。

この問題はいくつもの誤りが重なって

もやはどうしようもなくなっているというのが率直な思いだ。

 

まず小沢さんを引っ張り出せないことが間違っている。

ここは民主党の小沢さんに対する弱さ、小沢さん自身の考え方、

そして権力の一端にこだわる社民党の煮え切らない姿勢など、

いくつもの誤りがある。

今の岡田幹事長と小沢さんのパワーバランスは

皮肉にも小沢さんがいまなお

大きな力があることを示す結果にしかなっていない。

 

そして時期がもう遅い。

9月の民主党代表選挙で小沢さんは

自らこの問題を説明する意向だったのだから

民主党内の対立は、今ではなく9月に決着させるべきだった。

代表選は徹底的に戦ってほしいと考えていた私からすると

民主党はこの3カ月を無駄にしたと思う。

 

小沢さんの政治資金をめぐる問題は

年明けにも強制起訴されると報道されていて

司法の場に移行しつつある。

司法の場が迫っているのにいまさら生ぬるい政倫審で

小沢さんの「一点の曇りもない」という主張を

また聞かされることに意味はないと思う。

かといって、民主党が、偽証罪が問われる証人喚問に

小沢さんを出すことができないことは言わずもがなだ。

 

世論調査で

「小沢さんは国会で説明するべきだ」という声が多いのは

国民は真実の解明を望んでいるのであって

民主党がお茶を濁そうとしている

政倫審に期待する人は少ないというのが真相ではないか。

仮に政倫審が実現しても

民主党支持率は回復しても数ポイントで、

危険水域から抜け出すことはないと思う。

民主党の支持率が低いのは

小沢さんが原因という段階はとうに過ぎ、

もやは菅総理の資質、政権不信の一点に絞られていることに

菅政権はまだ気づいていない。

 

最後に小沢さんの政治とカネの問題について、

私は司法判断を見守ることが第一だと思う。

検察が起訴できなかった案件を強制起訴するのだから

かなり難しい公判になるだろう。

刑事裁判は「疑わしきは被告人の利益に」が原則である。

小沢さんが無罪になる可能性も高いと思う。

しかし、「疑わしき」を小沢さんが払しょくすることはもう無理だと思う。

刑事裁判の結果に関わらず、小沢さんの政治手法、すなわち、

「政策より政局」で国会をパワーゲームの場にしてきた

小沢さんの政治姿勢にたいする批判は消えないと思う。

民主党代表選挙のしばらく後に

「総理大臣にふさわしいのは誰か」という世論調査で

小沢さんが上位になったことがあったが

それは他の政治家に選択肢がないということであり

与野党問わずに猛省が求められる。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて