まちづくりを考える   2011 年 1 月 23 日

おはようございます。早すぎる起床、きょうはいいことがありそうです。

 

 まちづくりとはなにか。いつも頭にある言葉です。

多くの人にとってまちづくりとは、自分が住む地区、

つまり「地元」ににぎわいが起こせるかどうかだと思います。

人口の増減はもちろん、買い物をする場所、医療機関、

教育の質、公共交通の一定の利便性。挙げればたくさんあります。

一方、豊かな自然、文化財、特産品など

地域の特色も、まちづくりの財産です。

地元のにぎわいがまず私たちの頭の中にあるまちづくりで、

その上に市町村や県があるのではないでしょうか。

 

国会で道州制の導入が叫ばれてかなりの年月がたちます。

道州制の中身や名前は違えど、どこの政党も

平成の大合併に続く、より効率的な自治体再編が欠かせないと考えています。

最近何度も頭に浮かぶことは

地域主体の行政とは、「地元」が生き生きと活動できるということです。

全国津々浦々の「地元」が、

行政にあるものないものを求めたら大変で、行政の効率化も大切です。

でも、住民の熱意・行動がまちづくりの基本です。

そして、数多い「地元」の共通利益を担保する市町村や

都道府県といった大きな自治体は

「地元」との連携を最大の仕事とするべきだと思います。

アイデアや行動は住民が起こす。

行政は住民の活動、アイデアに日々目を凝らし

時には活動が花開くよう水を与えることが大切だと思います。

 

目標が壮大過ぎると腰が重くなることもあります。

B級グルメでもマラソン大会でもいい。

「自分たちがやらなきゃダメな時代」だと思います。

 

 

きょうもよい1日をお過ごしください!

土に近い野菜が食べ時   2011 年 1 月 22 日

おはようございます。19日に佐久平のレストランで、

「美味しい野菜を食べる食事会」があり、参加しました。

(会の正式な名前がわからなかったので、独断でつけさせていただきました)

レストランに野菜を売っている

佐久穂町の男性が料理一品一品を解説してくれました。

話は料理解説にとどまらず、

「土の中や土に近い野菜は体を温めてくれる」

「葉物やトマトは土から出ているからあまり体を温めない」

「バナナやパイナップルになると土からはるかに高いところになっているので

南国の人にはかかせない」という話も。

素人には分からなくても自然にはきちんと理屈があるようで

食事はもちろんですが、話も「おいしい」話ばかりでした。

 

男性は、なんと70種類もの農作物を作っていて

それも時期をずらすなどして出荷に空きがでないようにしているとのことです。

農業は大規模化が課題とよく言われますが

いろんなものをたくさん作って

トータルで安定を図るという考えもあることを知りました。

多種類の生産は手間暇がかかりそうだと思ったら

「単調作業でないから面白い」と前向きな考え。

大きな畑で1つのものを作っていたら

単調作業で腰に負担がきたりするが、いろいろ作っていると

立ったり座ったりで体にも優しいとのことでした。

とはいえ奥様と2人で作業をしているということで

大変な苦労、努力があると思います。

そしてなによりも品質の高さが取引先との信頼関係につながり、

多品目生産を可能にしているのだと思います。

 おいしい料理と豊かなアイデア、ごちそうさまでした<(_ _)>

きのうの信州型事業仕分けで

「交通安全運動啓発活動事業」という事業が議論になった。

交通安全運動のうちPR活動の部分だ。

交通安全運動とは言わずもがなではあるが

毎年春と秋に全国一斉で実施される風物詩みたいなものだ。

特産の梨を配って「事故無し」を呼び掛ける運動は

もはや毎年秋の全国ニュースの定番だ。

私も記者をしていたときは

「今年はどんな面白い交通安全運動があるかな」という

視点で取材をしていたが

交通安全運動そのもののあり方を問いただした

きょうの仕分けは新鮮だった。

交通安全運動は、できることなら

毎年やったほうがいいというのは国民の総意であると思う。

効果のほどは分からないが

やらないよりやったほうがいいという類である。

きょうの仕分けは違った。

効果が出ているかどうか。そして

車の性能があがり事故が減少している今、

高齢者や自転車にターゲットを絞った

運動にするべきではないかといった意見がでた。

交通安全運動はどこの自治体も全国一斉に行っている。

自治体にある警察署が中心となって

少ない予算で知恵を絞るのだが

やることに意義があるような傾向にあることは間違いない。

今後の長野県の交通安全運動は

高齢者に徹底的に働き掛けるなど、

結果として異色な交通安全運動になるぐらいに

毎年知恵を絞る必要がある。

きょうの仕分けをみて私自身の頭もまだまだ固く、

もっと柔軟に物事を見るべきだと感じた。

信州型事業仕分けを考える   2011 年 1 月 16 日

こんばんは。

きのう長野県議会で始まった「信州型事業仕分け」を見てきた。

メディアの取材のほか、インターネット中継、

そして県民有志によるネット中継もあり関心の高さを伺わせた。

意気込んで朝9時の冒頭から会場で見ていたのだが、

傍聴なので質問ができないジレンマもあり、

結局昼過ぎに会場を離れた。

仕分け人は県民公募など、素人のほか

国や市町村で事業仕分けをリードしてきた

「構想日本」のメンバー、

それに自民党で事業仕分けに取り組んできた

河野太郎氏も来ていた。

質問の仕方、議論の進め方については、

構想日本のメンバーや河野太郎さんは百戦錬磨で、

資料をめくりながら回答するのが精いっぱいの

県庁職員が仕分け人を論破できるはずもない。

議論は仕分け人ペースで進んでいた。

しかし、仕分けをみていた人からは

「仕分け人が的外れな質問をしている」とか

「事業のことを理解しているのか」といった声が

ネット上で上がっていた。

配られた資料をみても、

事業を生で見たことがないので

私にはわからない点が多かったが、

仕分け人が俎上にあがった事業を

事前にどれだけ勉強していいたのかが気になった。

きょうの議論をみて国の事業仕分けを振り返ると

思い出される場面がいくつかある。

国の仕分けでは、仕分け人が、「これは?」と思った事業を

事前に視察する様子が報道されていた。

官僚もだまっていなかった。

自分たちの答弁では説得が難しいとみると

各分野の著名人などを議論に参加させて

事業の必要性を訴えていた。

きょうの議論をみて一番思ったのは県議会のことだった。

県議会が予算審議の過程で

厳しい意見を戦わせていれば仕分けをするまでもないとを思った。

会場には県議会議員、市町村議会議員の姿も多かったが

自治体議員の方々はきょうの仕分けをどうみたのだろうか。

国や多くの自治体をみると年度の当初予算は

原案通り可決することが「常識」となっている。

修正案が可決されようものならちょっとしたニュースになる。

国会では、わが党の渡辺よしみ代表が

ようやく言いだしたが、

修正することを肯定的にとらえることが政治の役割ではないか。

 

きょう、ネット上で議論した方が次のようなことを言っていた。

構想日本の加藤秀樹代表が

「仕分けとは予算審議でも政策議論でもなく、

使われた経費、行われた事業のチェック機能である。

さらに仕分けが国、県、市町村、議員などそれぞれの

立場の人の共通話題となることの相乗効果も期待したい」と

発言したという。

それにしても議会には決算の審議もあるので

決算の新語が次年度の予算審議に反映されてきたか否か

議員にはよく考えていただきたい。

国の仕分けでは一年前に改善を

求められた事業がなんの改善もなく次年度に盛り込まれ

仕分け人がヒートアップした場面がいくつもあった。

仕分けには法的拘束力がないが、

まずは言われたことを改善するべしということだと思う。

今後の県の姿勢が問われる。

阿部知事は信州型事業仕分けを最大の公約に

選挙で県民の支持を得た。

 きょうの議論からは信州型がなんなのか

まださっぱり見えなかったが、

仕分けの議論を今後の行政に

目に見える形で示せなかったら

阿部知事の原点である

去年の知事選挙が問われることになる。

昨夜(14日)、軽井沢町長選挙(23日投開票)に

立候補する3氏の公開討論会を見てきた。

会場にいったらスタッフがすごく若い。みんな20歳ぐらいで驚いた。

それもそのはず、討論会の主催者は成城大学の准教授の打越綾子さん。

スタッフは打越准教授のゼミの学生だった。

打越さんは軽井沢在住で地方自治の政治行政が専門だという。

 

討論会は面白かった。

最初に3候補がそれぞれ15分ずつ演説する。

来場者にはあらかじめ質問用紙が配られていて、

質問をしたい人は書いて出す。

質問は司会者が適宜取り上げて3候補にぶつける。

予告なしの質問に応える3候補にとってはちょっとした試練だが

傍聴に来た人が参加できるというのがいいアイデアだと思った。

選挙の公開討論会というのは、どうしても平等な司会進行に頭がいってしまう。

平等を担保したうえで傍聴者をひきつける演出をすることは難しく、

そういう意味で昨夜の討論会は画期的だった。

来場者は、打越さんは200人を見込んだというが350人を超えた。

打越さんが新聞の折り込み広告を2回やったと話していた。

各陣営の関係者や主催者の関係者が多いというよりも

率直に一般の人が多いと感じた。

きょうの討論会でも議論になったが、

「若い世代はじめ多くの人に政治に関心をもって欲しい」と

いつの時代も繰り返し言われている。

今回の大学準教授と学生による手作りの討論会。

アイデアと情熱でこれまでの討論会に勝り、

住民に素晴らしい機会を提供したと思う。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて