昔、なにかの本で、「神様は、試練を乗り越えることができる人に、試練を与えるんだ」という言葉を読んだことがある。アメリカのプロバスケNBAのスーパースター、マジック・ジョンソンがHIVウィルスに感染した時に言った言葉として紹介されていたと記憶している。

今回の大地震と原発災害は日本にとって大きな試練だ。阪神大震災など、いくつもの災害を乗り越えてきたが、今回は規模も危険性も経験のないものだ。この先のことなど誰も分からない。でも今、国全体がこの危機を乗り越えようとしている。海外のメディアはこうした日本の姿勢を高く評価しているとも聞く。この大災害を何としても乗り切って、何年か後で、「神様は、試練を乗り越えることができる人に、試練を与えるんだ」とみんなが言える日がくることを信じたいし、少しでも役に立ちたい。

記憶だけで本を引用することはよくないと分かっているが、どうしても今言いたかった。東京の実家の押し入れに眠っているであろう出典本を探し出して、後日きちんと紹介したい。

日本の電力の行方   2011 年 3 月 17 日

福島の原発災害は今、被害を食い止めるため、必死の作業が続いている。なんとか上手くいってほしい。今は、「計画停電」など国民が一体となって節電に取り組んでいるが、この先日本の電力はどうなるのだろうかとふと考える。

日本は、電力の3割を原子力に依存していると、朝日新聞の記者が党の渡辺代表に記者会見で聞いているのを聞いた。原発についてはもともと、その安全性、「万が一があってはいけない」と世論は慎重だった。小さなトラブルも大きな事故のもとになりかねない。メディアは原発に厳しい目を向けてきた。その一方で日本の経済的発展のために原発を推進してきた経緯もある。

そしてここ数年、二酸化炭素を排出しない環境に優しい発電が見直されて、原発批判が影をひそめてきたと感じていた。そんな中、今回の原発災害である。原発にあってはならない「万が一」がおこってしまったことで、原発には今後厳しい目が向けられる。

さて、その時私たちはこれまで原発によって与えられてきた豊かな電力を捨てることができるのだろうか。一度贅沢を覚えてしまうと生活水準を下げることができないのが人間のサガである。「つつましく生きればいいではないか」という意見もあれば、「国家の成長無くして国民の幸せはない」という意見もある。

今は全力で原発災害を封じこめることが一番だが、今度の原発災害で日本のエネルギーのあり方の議論は、避けて通れないものになった。

 

細やかな取り組み   2011 年 3 月 17 日

私の後輩が、被災した受験生を助ける取り組みを始めた。私のブログを受験生がみてくれている自信はないが、1人でも多くの人に周知できたらと思い転載させていただく。以下、後輩の大沼瑞穂さんのブログを掲載する。細やかな気配りにあふれた取り組みだと思う。

大沼瑞穂さんのブログ http://blog.canpan.info/mametora/ ↓

「東北・関東大震災でお亡くなりになった方々と被災された方々にお悔やみとお見舞い申し上げます。また被災地で救助にあたっている方々、支援をされている方々、報道にあたっている方々におかれましては困難を極める状況ではありますが、一人でも多くの人の命を救い、支援の手をさしのべていただきたく思います。私も微力ながら、今東京でできることを考え、実行していきたいと思います。

いま、東京でできること。そのひとつに被災地の受験生の支援というものを考えました。
高校・大学受験のため、東京に一人で上京したものの東北・関東大震災によって、地元に帰れず、友人や親戚もいない東京で一人不安を抱えている受験生もしくはこれから東京に上京し、受験をする予定の受験生を支援するため、呼びかけをしています!

支援を「地域に飛び出す公務員ネットワーク」(注:『地域に飛び出す公務員ネットワーク』は、全国の自治体職員、教員、官僚およそ1200人が加入するメーリングリストで、机上だけで仕事をするのではなく、地域に飛び出して活動しようとする有志の集まり)で呼びかけたところ、全国市町村職員共済組合連合会の飯山氏より、ホテルの格安提供のお話しをいただきました。

○東京グリーンパレス 〒102-0084  東京都千代田区二番町2番地 TEL 03-5210-4600   http://www.tokyogp.com/


○3月16日から3月末まで1日10室、東北出身の受験生のための部屋を、素泊まり2000円で準備。ただし、お部屋のお掃除等は最低限とさせていただきます。

○事前にホテルにお電話いただき、「飛び出すネットの紹介です」と言っていただき、チェックイン時に、フロントに学生証など身分証明書と大学等の受験票を提示いただければOKです。

ということです。どうか受験生を抱えている被災地の方々及び、受験生で東京にとどまることを余儀なくされている方は、ホテルまでご連絡ください。私としては、この2000円もなんとか募金等でカバーしたいと思っております。(現在、思案中)

また、個人宅での一時受け入れも準備中です。お互いに気持ちよい対応をしていただきたいと考えているため、一人暮らしや共働き夫婦の家庭ではなく、原則日中にどなたかがいる家庭ということで現在、募集をしています。受け入れが可能な方は、onuma@tkfd.or.jp 大沼瑞穂 までご連絡ください。

現在、被災地に行くことが困難であっても、私たちにできることは何かしら必ずあります。節電であったり、募金であったり、確かな情報の発信であったり。医療従事者や消防、警察、自衛隊の方々が支援しやすい体制を整えてあげることなどなど。できることから一歩一歩やっていきたいと思います。

多くの皆様からの支援をお待ちしております。

困っている受験生の方々に情報が正確に、かつ早く伝わるよう情報拡散のほど、よろしくお願いいたします!」

 

3月17日義援金活動報告   2011 年 3 月 17 日

・午前7時半から8時45分まで上田駅前

・頂いた義援金約2万3000円

・協力してくれた人 数十人。

氷点下の寒さの中、手袋を取ってご協力下さいました皆さま、

ありがとうございました。

朗報と…   2011 年 3 月 17 日

仙台で携帯電話が復旧し始めたのか、今まで連絡がとれなかった知人と話ができるようになってきた。電話で話した人はみんな元気だった。家が全壊した人もいる。自宅に戻らず仕事をしている人もいる。それでもこっちの心配をよそに「また頑張んなよ」と私を励ましてくれる。

一方で残念な知らせもあった。高台に家があったから大丈夫だろうと思っていた人が、沿岸部の道路を車で走っているときに津波に巻き込まれて亡くなったという。

まだ多くの知り合いと連絡が取れていない。連絡が取れていない人たちの無事を祈るしかない。

 

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて