ホリエモンの収監に思うこと   2011 年 6 月 21 日

きのう、ホリエモン・堀江貴文氏が収監された。

私はNHKにいた時

自分が関わった番組のゲストにきた堀江氏と会ったことがある。

まだ逮捕される前だった。

歯に衣着せぬ発言はずっと変わっていない。

逮捕され、保釈されて収監されるまでの間、

堀江氏の発信を1読者として見てきた。

堀江氏は、日本の閉塞した状況を憂いていた。

頑張っている人が、また、力のある人が評価される

自由な社会を望んでいた。

私は堀江氏に感化されることはなかったが

共感できる部分も少しはあったし、

特に若い世代に希望を与えたと思う。

裁判で実刑判決を受けた以上、刑に服すのは当然であり、

ライブドアの株主に大きな損害を与えたことは事実だ。

きのうのニュースをみて、

頭をモヒカンにしたり、

英語で「刑務所へ行け」と書かれたTシャツを着て

東京高検に向かった様子には違和感を覚えた。

ずっと無罪を主張していた堀江氏からすると

当然の態度なのかもしれないが、

被害者への礼節や謙虚さに欠けていたと思う。

私がこんなことをいうのは失礼だが、

堀江氏の突っ張った態度は彼の原動力であると

同時にもったいないと思ってしまう。

それでも、堀江氏が発してきたメッセージをはじめ、

被災地での支援活動や義援金集めなど、

堀江氏の社会貢献は大きい。

インターネット利用者に多くの支持者をもつ堀江氏が

震災発生直後、

被災地からインターネット上に発信された安否確認などの重要情報を

より多くの人の目に触れるよう力を尽くしていた様子は感動した。

裁判の量刑は裁判長の判断することであり

あれこれ言うつもりはない。

ただ、堀江氏には服役を終えたのちに

再び社会で活躍してほしいと思うし、

再チャレンジを認める社会であってほしい。

「時代の寵児」と言われ続けてきたが、

保釈後の堀江氏は決して寵児ではなくて

マイペースで地道な活動をしてきたと思う。

逮捕されたときは今の私と同年代だったが、

服役を終えることには40歳になっているだろう。

服役中も発信を続けていくというからその発信を見続けたい。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて