メディアの多様化   2011 年 10 月 27 日

かつて新聞は

「速報性でテレビには勝てない」と言われた。

インターネットの普及とともに新聞各社は再び

速報性でテレビに対抗しようとした。

私はこの動きは間違っていると思っている。

新聞は主張、解説などで、速報性の求められるテレビとは違った

掘り下げた報道をするべきだと思っていた。

 

しかし新聞はいま、

主張や解説でも存在感が薄くなっている。

インターネットを媒体とするフリージャーナリストや識者が

新聞の社説より深い論陣を張るようになったからだ。

例えば「BLOGOS(ブロゴス)」というサイトがある。

このサイトは面白い。

日々のニュースについて

様々な識者の主張を集めている。

新聞社の「社説」より説得力のある文章も多い。

新聞の社説は毎日書き続けないといけないが

識者のブログには時間的なノルマがない。

専門家が時間をかけて考え、発信している。

 

読者は、色々な主張を読んで

自分の考えの一助とすればいい。

自分に合ったものを選べばいい。

 

 「BLOGOS(ブロゴス)」の読者は

まだ200万人だというが、報道は

「読者が取捨選択する時代」に

入りはじめているのかもしれない。

 

さて、新聞やテレビはどうなるのか。

この続きを書くには、

私自身も、もう少し考える時間が必要だ。

 

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて