選挙を支える人   2011 年 11 月 10 日

選挙を支える人といっても

自分を応援してくれる人の話ではない。

 

今夜、南牧村村長選挙(8日告示13日投票)の

候補者演説会にいってきた。

主催者は農協青年部だった。

話が聞きたくて演説会の後、

たまたま話しかけた男性が青年部長だった。

 

「南牧村では村長選挙の度に演説会が開かれているのか?」と

聞いたら「違う」と言う。

今回は、「有権者が候補者の主張を

聞くことができたほうが良い」という声が

青年部の中であがり、両陣営に協力を依頼したという。

 

農協は、テレビや新聞をみていると分かるが、

政治に非常に大きな力を持っている。

政治的影響力の大きな団体が

選挙の討論会や演説会を開くと様々な弊害が予想される。

端的なのは、

団体の意に反することが言いにくいということだ。

でも今夜の演説会はちょっと違うように感じた。

農協青年部は

農協のためではなく村民のために

演説会を開いたことが、

会場にいてひしひしと伝わってきた。

南牧村の有権者は2626人(9月3日現在)だが、

集まった人たちは150人をゆうに超えていた。

 

以前、軽井沢の町長選挙で、町内に住む大学の准教授が

学生とともに公開討論会を開いたことを紹介した。

軽井沢の場合も

「住民のために」先生と学生が動き、

先生と生徒の気持ちに応えてたくさんの町民が参加した。

 

「有権者に候補者の主張をいかに伝えるか」

どの候補者も支持者も腐心している。

 

選挙カーのあり方がたびたび話題になっている。

ネットが解禁されないのもおかしなことだ。

こうした不条理が選挙には多い。

 

地域住民のため、

有権者のために動く「心ある住民」の行動が

選挙の大きな支えとなっている。

 

有権者と候補者にとってかけがえのない財産だ。
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追伸

南牧村村長選挙演説会は候補者の演説も勉強になった。

小さな市町村長選挙は

全国紙やNHKは結果しか伝えないし、

地元紙も紙面を割かない。

せっかく聴いてきたから、

投票日までに改めて詳報したい。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて