夏から始まったチラシ大作戦も3カ月をすぎた。

チラシはいま第2号を配布中で、

第1号を届けた地域に第2号を

どのように届けるかが頭の痛いところだった。

そんなわけで

おととい(12日)、仲間にお願いして一斉ポスティングをした。

場所は北相木村と南相木村。

2つの村をあわせても800世帯弱と大きくはないが

4人で回るのハードで、ちょっとしたスポーツだった(苦笑)

 

 

「秋のポスティング大会

     ―チラシを片手に秋の大自然を駆け回ろう―」と銘打って

楽しくやるしかない(笑)


北相木も南相木も

心洗われるような清流がいたるところにある。

 

単調な作業の楽しみは昼ご飯。

4人で南相木村の「蕎麦仁(そばじん)」へ。


小さい店だが美味しいので午後1時を過ぎても混んでいた。

味は3つ星だが、腹を空かせていったので

量は2つ星といったところか(笑)

 

 

晴天に恵まれ夕方を待たずに作業を終えることができた。

1人で回れば1週間近くかかる地域も

4人なら1日で終わる。

私ができることといえば

蕎麦をご馳走するぐらいしかないのが、

嫌な顔をしないどころか

「良い気分転換になったよ」と言ってくれる

仲間の存在は本当にありがたい。

仲間の1人とはその晩、呑みにいった。

楽しい酒は、ついつい杯がすすむ。

 

多くの人の力を借りながら

チラシ大作戦は

真の「大作戦」にむかって少しずつ前に進んでいる。

 

 

次回は

「冬のポスティング大会

      ―冷気で心と身体を引きしめよう(仮題)―」になりそうだ(苦笑)

たくさんの方のエントリー、お待ちしています<m(__)m>

 

きょうまでのチラシ11091枚。

 

追伸

ご要望をいただいたので、現在配っているチラシを再度アップします。

20110720チラシ配布中!

20110921チラシ配布中!

 

 

大切なこと   2011 年 11 月 14 日

上田市立長小学校のグラウンド。
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体育館はたくさんの人で埋め尽くされた。
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交通の便が良いとはいえない長小学校に

これだけの人がきのう集まったのは、

横田滋さんと早紀江さんが講演にきたからだ。

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私は2,3年前、横浜に住んでいたときに

横田夫妻の講演を聴いたことがある。

横浜の講演会は、人があまりいなかった記憶があったので

きのうは参加者の多さには驚いた。

 

横田夫妻の娘・めぐみさんが下校途中に拉致された様子は

いまでは多くの人が知るところとなっている。

きのう参加した数百人の人たちも

夫妻が話した内容をある程度知っていただろう。

それでもみんな真剣だった。

横田夫妻の話を直接聴いて何かを感じようとしていた。

横田夫妻は全国で1200回もの講演をしているというが

お2人も、きのうは参加者が多かったことについて

冒頭何度もお礼をしていた。

 

大切なことは、決して忘れないこと。

大切なことは、関心を持ち続けること。

大切なことは、私たち1人1人の気持ちではないか。

参加者の真剣なまなざしをみて

大切なことをみんなで分かち合った気がして私も嬉しかった。

 

昨日の講演会は、長小学校がPTAの行事として開いたという。

最初は立ち見の人もいたが、

全員で前に詰めて全員が座れるようにする場面もあった。

主催者が、多くの人に参加してもらえるよう配慮をしていることが

よく伝わってきた。

大切なことを多くの人と確認する

貴重な機会を与えてもらったことに感謝したい。

南牧村 村長選挙   2011 年 11 月 11 日

昨夜いってきた南牧村村長選挙の演説会について書きたい。南牧村村長選挙は13日に投開票が行われ、新人の酪農業・高見沢武史氏(47)と、現職で再選を目指す菊池幸彦氏(69)が立候補している。昨夜の演説会、主催者から出された演題は以下の3つだった。

①TPP問題について

②村農畜産業のこれからについて

③冬期雇用について

上記3テーマの他、④自由発言を含めて1人あたり30分が与えられた。両候補者の演説を私なりに整理したものを以下に書く。

 

・高見沢候補

『①TPPは普天間の代替ではないかと思うほど唐突だ。畜産は大打撃を受けるし農産物も同じだ。経済だけの問題ではない。国のこれからを考える問題なのに議論が軽すぎる。いま参加したら農村から人がいなくなり国土が荒廃する。農産物の高騰が予想され自国の農業が衰退する。農業を守れなければ国が存続するとは思えない。他国に食料を頼るのは大変危険だ。若者が農村に住み続ける環境が整わない限りTPPは反対だ。
②村の発展を考える上で歴史を知ることが大切だ。明治時代から牧畜、酪農林業開発に先人たちが取り組んできた。厳しい自然環境の中、戦中戦後にようやく花ひらいた。農耕馬、軍馬の飼育が盛んになり、戦時下は2600ヘクタールが軍用地として陸軍演習に使われた。戦後そうした土地が払い下げとなったが、依然として高冷地での穀物生産は厳しかった。昭和30年以降に野菜の栽培が積極的になり、日本一の夏野菜の産地となった。近年では産地間競争が激化、連作による老朽化など、抜本対策がないのが現状だ。村を発展させるには、地域ぐるみの複合型循環農業が必要だ。また、販売はますます差別化が必要になっている。震災にともなう放射能漏れ問題の中で、情報発信は優位販売につながる可能性がある。他の産地に負けない自信はあるが、大消費地での認知度がまだ低い気。村長がトップセールスマンにならないといけない。直売所、アンテナショップも充実したい。季節のイベントは投資と考え、長期的視点で開催していきたい。農産物のブランド化が大きな意味で後継者育成につながる。子どもが他の地域に移ったときに村産物をその土地で食べたら郷土愛が芽生える。次男、三男のために村営住宅の整備と農地開拓を進める。直売所は観光もプラスであり、建設予定の野辺山インターを大消費地への拠点にしたい。
③冬期雇用について。これまでは土木、炭焼き、諏訪地方への寒天の出稼ぎぐらいで、スキー場ができて雇用が生まれたが、閉鎖されてまた悪化している。短期的視点では、最先端の産地との提携、交流。雇用情報の提供をしたい。長期的には農産物の加工所の設置、通年栽培作物の普及。中部道路関係も雇用が期待できる。企業誘致も推進したい。現実は大変厳しいが、議論を重ねて実行に移す。
④東北、栄村の震災で地域の人のつながり、結びつきが大切だと感じた。村だけではどうにもならない。近隣市町村、県とも連携する。農業振興と観光が重要だ。高原野菜と畜産は村の財産。しかし、私たちはその誇りを自覚していない。野菜と畜産を融合させた全国一の循環型農業を築きたい。観光は、もうひとつの基幹産業だ。旅行会社だけの誘客には限界があり、地域による誘客のしかけと仕組みづくりが必要だ。「100キロウルトラマラソン」はまさにそうした取り組みで、ランナーにもっと長く滞在、周遊してもらえるようにしたい。イベントは無駄金ではなく、観光の起爆剤だ。最後に教育について。進学や就職で離れた若者が戻れる村、子育てしたいと思える村にしたい。教育は村作りの原点だ。「住んでいてよかった、住んでみたい」町づくりをすすめる。村づくりは、ゴールのない駅伝のようなものに思えてならない。タスキを受け継いだら、しっかり次の世代に引き継いでいきたい』

対する菊池候補の主張は以下のようなものだった。

・菊池候補

『 ①TPPは農業だけではなく、暮らしと経済などあらゆる分野に影響する。特に医師会が反対しているのは混合診療の問題だ。日本の冠たる介護保険が崩れる。農業、食の問題だけではない。国の形が変わる大きな問題。でもまだ知らない人が大半だ。全国町村会も川上村長を先頭に、農協はもちろん、県の農業委員会も反対の意思表示をした。知事も最近反対を明言した。私も9月議会で断固反対を表明した。村にどんな影響があるかというと、なんといっても畜産。北海道は、2兆1000億円の減収を道庁が試算した。農水省は7兆9000億円のマイナスと試算し、食糧自給率が13パーセントになるという。バター、チーズが関税0になると、北海道は牛乳にシフトするだろう。そうすると村は北海道と競争になり、大変なことになる。村の農業は野菜と酪農の両輪。野菜も産地間競争で大変になる。たとえば群馬のこんにゃく。関税が撤廃されるとこんにゃくができなくなり、群馬も野菜を始めるだろう。そうしたら村と競合する産地になる。政府は規模拡大というがそんな程度で対抗できない。アメリカは日本の100倍、オーストラリアは1500倍。村にとってTPPは百害あって一利無し。
②畜産業は大変な状況にある。川上と並んで大型農業化してきたし外国人も雇用している。規模拡大は限界にきている。求められているのは安定した雇用。外国人とのトラブルもあった。雇用を真剣に考える。野菜価格も不安定だ。今年はなんとか平年並みの価格を守ったが、廃棄事業、調整廃棄があった。農業の後継者にビジョンを示すのが村長の役割だと考える。自給率40パーセントということは60パーセントを外国から買ってこないといけない。しかし外国にも食料が有り余っている時代ではない。食料危機がくると思っている。農業はかけがえのない産業だ。農業は水や国土に保全し、環境を守る産業だ。川上村長は、農業は生命産業といっている。現実的にどうすればよいのか。1つは国もすすめている「環境に優しい循環型農業」。農業委員会から提案されて進めてきた。村では3200頭の牛がいる。糞尿は年間7万から9万トンでるので、野菜畑に還元する。化学肥料を減らすせば消費者に安全でおいしい野菜を届けることができる。去年から野菜農家と畜産農家で検討委員会を設置した。時間がかかるが、野菜の産地として生き残る一大プロジェクトだと思う。必ず成功させたい。廃プラへの補助、品種目開発の補助、酪農ヘルパーへの補助も続けていきたい。また国の予算増額が大事。国と県に強く求めていきたい。
③冬期雇用。いますぐできることは、間伐材の有効利用が雇用につながると思う。チップ化、最近話題となっている薪ストーブ、ペレットストーブも研究したい。間伐が進めば森林整備が進む。村長になったばかりのときに岩手県葛巻町を視察した。牛が人口よりも多い町。自然エネルギーをいかした町づくりを進めている。風力、地熱、太陽光。糞尿を利用したバイオマスエネルギーも。村でも可能ではないかと思う。また、福祉の充実とあわせた雇用も考えたい。駅の前に「希望の家」をつくった。ひとり暮らしのお年寄りが村には111人もいる。困るのは雪かきができないこと。ボランティアがやっているが、これも雇用の対象としたい。景気が悪い中、短期雇用というのはさらに難しいが、小さな雇用を積み重ねていくことが大事だ。若い人の力と発想を借りたい。それをサポートするのも行政の方法だ。企業誘致については最近の企業はほとんど海外にいってしまう。経営不振になれば尻拭いは自治体がやることになり大変だ。安易な誘致は難しい。とにかく小さな雇用でも積み重ねて安定雇用につなげる。
④その他。子どもが少なくなっている。子育てに大きな力を入れたい。村長の給与は3割カットする。第三子の保育料は無料にする。3人目以上には出産祝い金も出して、いっそう応援したい。医療費もいまは中卒まで無料だが、高卒まで無料にしたい。さらに入院の食費も全額補助する。若者村営住宅もここ10数年建設がなく、緊急の課題だ。私はこの4年間、公正で清潔、利権に関係ない村作りしてきた。安心して子育て安心して老後が迎えられる村を作りたい。」

演説会に参加できなかった村の人や、南牧村に関心のある方の一助となれば幸いである。私の感想は改めて書きたい。

追記 「南牧村の概要」
南牧村は人口3200人余り(有権者は2600人余り)。長野県東端に位置し、標高1000m~1500mの高低差の激しい地域からなり、1平坦部に、高原野菜を主生産とする野菜畑が広がる。年間平均気温6.9℃と低く、冷涼な気候を生かして高原野菜が生産され、県下第2位の売上高。また、野辺山の牛乳工場で作る「ポッポ牛乳」や「ヨーグルト」等の乳製品は有名ブランド。その他にも、夏には避暑地として多くの観光客が訪れる。

選挙を支える人   2011 年 11 月 10 日

選挙を支える人といっても

自分を応援してくれる人の話ではない。

 

今夜、南牧村村長選挙(8日告示13日投票)の

候補者演説会にいってきた。

主催者は農協青年部だった。

話が聞きたくて演説会の後、

たまたま話しかけた男性が青年部長だった。

 

「南牧村では村長選挙の度に演説会が開かれているのか?」と

聞いたら「違う」と言う。

今回は、「有権者が候補者の主張を

聞くことができたほうが良い」という声が

青年部の中であがり、両陣営に協力を依頼したという。

 

農協は、テレビや新聞をみていると分かるが、

政治に非常に大きな力を持っている。

政治的影響力の大きな団体が

選挙の討論会や演説会を開くと様々な弊害が予想される。

端的なのは、

団体の意に反することが言いにくいということだ。

でも今夜の演説会はちょっと違うように感じた。

農協青年部は

農協のためではなく村民のために

演説会を開いたことが、

会場にいてひしひしと伝わってきた。

南牧村の有権者は2626人(9月3日現在)だが、

集まった人たちは150人をゆうに超えていた。

 

以前、軽井沢の町長選挙で、町内に住む大学の准教授が

学生とともに公開討論会を開いたことを紹介した。

軽井沢の場合も

「住民のために」先生と学生が動き、

先生と生徒の気持ちに応えてたくさんの町民が参加した。

 

「有権者に候補者の主張をいかに伝えるか」

どの候補者も支持者も腐心している。

 

選挙カーのあり方がたびたび話題になっている。

ネットが解禁されないのもおかしなことだ。

こうした不条理が選挙には多い。

 

地域住民のため、

有権者のために動く「心ある住民」の行動が

選挙の大きな支えとなっている。

 

有権者と候補者にとってかけがえのない財産だ。
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追伸

南牧村村長選挙演説会は候補者の演説も勉強になった。

小さな市町村長選挙は

全国紙やNHKは結果しか伝えないし、

地元紙も紙面を割かない。

せっかく聴いてきたから、

投票日までに改めて詳報したい。

被災地を見れば   2011 年 11 月 8 日

被災地のがれきの受け入れを東京都が始めたが、

当初受け入れを表明していた自治体の多くが

住民の要望などによって

意向を撤回していると報道されている。

放射性物質への不安は理解できる。

その不安は検査で取り除くことができる。

しかし、

がれきを取り除かなければ東北の復興は進まない。

多くの人に被災地を見てほしい。

整理されつつあるとはいえ、

山積みになったがれきを見れば、

国をあげて

取り組まなければいけない課題だと実感するはずだ。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて