直接会うこと   2012 年 3 月 31 日

川田龍平さんのシンポジウム。

 

川田さんは、参院選の応援に来てくれたときに知り合い、

それ以来時々、お話をさせていただいている。

直接お会いできる機会なので、参加してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川田さんは講演で、

「政治家と有権者が直接会うことが大切だ」

「政治家は、有権者から直接問題提起をされれば、決しておざなりにはできないから、

ファックスや電話よりもできるだけ会った方がいい」とおっしゃっていた。

新型インフル対策が動き出したきっかけは、街頭演説をしている国会議員に、ある人が要望したことだったという。

また、

「東京では国会議員がよく駅に立っているから、直接会うことはそんなに難しくなくなっている」とも言って

会場の笑いを誘っていた。


政治家や政治家を目指す人にとっても、多くの人と直接会うことは非常に大切だ。

「直接」会うことは限界があるようにも思えるが、

FacebookやTwitterのおかげで直接会うきっかけが、

政治家からみても有権者からみても

以前よりかなり広がっている。

 

私は1月の立候補表明で

有権者と直接つながることにこだわった政治活動、組織作りをすると宣言した。

 

政治に携わる者にはいま、

フットワークの軽さと

多くの有権者の目にみえる活動をどれだけできるかが問われている。

4月8日告示、15日に投開票される小諸市長選挙の公開討論会にいってきた。一人でも多くの有権者の一助となればと思い、内容の一部を紹介したい。小諸市民会館で3月29日に開かれた公開討論会には、立候補を表明している

・現職の芹沢勤氏(71)

・建築資材販売会社社長の柳田剛彦氏(72)

・住宅建設会社社長の大森豊也(あつなり)氏(35)

の3人が参加した。3人が発言した時間は全部で1時間半程度だったが、討論会の冒頭、各候補5分間が与えられて「自己紹介をかねた政治の最優先課題」について話した。冒頭に与えられた自由発言なので、3氏とも、それぞれの想いを準備されたと思う。3氏の話を可能な限り紹介したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柳田剛彦氏

「私は小諸生まれの小諸育ちです。約53年にわたり会社の経営に参画してまいりました。その間、小諸商工会議所、地元の自治事業会などの仕事をさせていただだきました。さらに30年前に県会議員選挙に挑戦しました。これは僅差で敗れてしまいましたが、そのような経験の中で学んだ事があります。それは、行政はもちろん、世の中は人と人との絆の大切さ、人の輪の大切さであります。人の輪を築くことにより、組織は生き生きと活動します。市長の仕事とは、いかに市民サービスが大切かを認識すること。そして、一番大切なことは何事にも責任を持つことだと思います。私は人の輪を大切に、しかし厳しさを忘れずに、これを市政運営の立場として公約実現にもりこみます。さて、いま小諸市では128億円という大金を、市民の合意がないまま無謀な計画につぎこもうとしています。その後の財政状況に疑問をいだく多くの市民の反対にも関わらず、その計画はなぜか執拗に急いで実行されようとしています。厚生病院と市庁舎の併設計画の説明会に出された、数多くの反対意見をまったく無視して進められています。市民の意見に耳を貸さないことに多くの市民が困惑し、いらだちを募らせています。本当に併設したら町は賑わうのでしょうか。また、そのために駐車場建設に10億円ものお金を使う価値があるのでしょうか。市民会館が取り壊されてしまいますが、それでよいのでしょうか。厚生病院も市庁舎も、図書館もゴミ焼却施設も、小諸市民にとってかかせない重要な施設にほかなりません。だからこそ、納得の上で進める事が一番、極めて大切ではないでしょうか。また、現市政の長期財政試算では、120億円の支出をしても健全財政が保てるといっていますが、その中には6つの小学校の建て替え、その他の公共施設の建て替えなども含まれています。税収減が見込まれる中、支出については、さらに慎重に検討するべきだと思います。やり直しはききません。私は30年、50年先を見据えて、ビジョンをもって、優先順位を考えた計画を進めるために立候補を決意しました」

 

芹沢勤氏

「現職の芹沢でございます。元気な小諸を作りたい。素晴らしい小諸を作りたいと、平成15年に立候補いたしまして当選させていただき、これまで2期8年一生懸命頑張ってまいったつもりです。現下の状況を考えますと、3つほど大きな課題があるかなと。それは、1つには少子高齢化。2つには地球温暖化などの環境問題。さらには、これからどうなるのかという社会的な不安、景気の動向。これが現下の大きな課題だと思います。これを克服して、暮らしやすい、生きがいのある、元気な小諸を作るにはどうしたらよいかと。こんな思いで現在立っている訳です。その中で私は3つほど政策を掲げてまいったつもりです。1つは小諸厚生病院を核としたコンパクトシティー。2つ目は環境を守る。もう一つは社会基盤的なもの。安心安全な町づくりをする。この3つの政策を進めていく。これがきわめて大事ではないか。コンパクトシティーというと、ちょっとわかりにくいのですが、ごく、歩いていけるような500メートルの範囲内に、病院があり、スーパーがあり、市役所があり、銀行もあり、図書館もあり、この小さな範囲内でほとんどの用事が済ませられる。高齢化社会ではぜひ、このことがきわめて重要ではないかと思って掲げ、その中で大きな柱として、手狭になって使い勝手の悪い厚生病院を中心街にもってくる。合わせて市役所を併設する。図書館もその間に作る。これらの事によって、駐車場も700台ほど確保する。ちょっと考えると車が狭いところで大丈夫かということもあったようですが、日本でも有数の設計事務所が十分に大丈夫だと。こういうお墨付きをいただいてここまで進んできているのは、みなさんご存知かと思います。それを着実に実行する。その次の課題であるドアステーション。これは、健康で長生きする、100歳長寿を迎える。そしてまた環境に優しい。小諸の素晴らしい文化を次の世代に伝えたい。そのドアステーションをすすめる。3つ目は、セーフコミュニティの実現。これは、事故・事件は、起こったあとにやるものではなく、事前の対策、事故・事件は予防できる。こういう信念、理念のもとに安心安全の社会を作っていく。それは、子ども、高齢者の安全、そして自殺対策等も進めて行く。こんな想いでこれからの小諸を暮らしやすい、過ごしやすい、生きがいのある町づくりを進めていきたい。これまで手がけたものが、ほぼ8合目まで達成できた。最後の仕上げをやってみたい。そのことで素晴らしい小諸の町づくりをしたい。私としては全精力をかけてこの3つの政策を通して元気な小諸を再び取り戻したい。多くの方のご支援をいただく中、また、ご協力をいただく中でやってきました。これを完成させる事が私の使命であり信念であり、そのことが、私は、生まれは沼津ですが、小諸で育てていただいたことへのご恩返しがしたいという思いで現在立っております」

 

大森豊也氏

「私が出馬にいたった思いとしましては、まず財政です。みなさんもご存知の通り、新市庁舎建設、あるいは厚生病院の再構築、また、ゴミ焼却場の建設。これに128億円の投資。さらに75億円の新しい借金。これを加えると393億円という大きな借金になってしまいます。これを返すのは私たちの世代。また、子どもたち、孫の代まで及んでしまいます。『借金を返した。あるいは積立金を増やした。だからいまこそ、借金をしていい』といっています。しかし、いまの皆さんの生活をみてください。完全失業率は小諸市が長野県ワーストワンです。さらに若年層、若い方たちの失業率も長野県ワーストワン、最下位です。さらに、この2年間で、小諸の経済は13%減少しています。税収は前年比4点6%減収になっています。何も経済振興策もとらなかった。この8年間、政治を機能させてこなかったのが、現在の市政ではないでしょうか。しかも、この小諸市では、市民に対して大きな負担を与えています。下水道料金、介護保険料、保育料、これは長野県で高い方から5番目です。また、長野県下で半数以上が行っている土日の開庁。これも手付かずのままです。現市政は、市民負担は大きく、サービスは低くおさえている。みなさん、この状況はおかしいと思いませんか。私が目指すのは、経済が良好で、市民サービス豊かな小諸市です。しかしいま、突きつけられているこの3つの問題。このまま進めたらどうなると思いますか。間違いなく、財政破綻を招いてしまいます。小諸市が第2の夕張になってしまいます。この人口減少をむかえる中で、いまの身の丈にあったものなのか。ここで方向を変えなければならない。私たちの税金を1円たりともムダにしてはいけない。建築家として、私の試算では、20億円で新しい市庁舎、十分に建築可能だと考えています。そんなことよりもまず、小諸の経済を立て直し、定住者人口の増加、少子化対策、これを優先しなければならない。若い人たちが帰ってきて、結婚して子どもを産み、育てられる。『生活するなら小諸がいいよね』『子育てするなら小諸がいいよね』そういわれる小諸を実現したい。人に対する投資、豊かな市民サービスが人を呼び込む力になります。このままの現状を続けて停滞するのか。流れを変えて飛躍するのか。皆様に問いたい。そのために私は立候補する決意をいたしました」

 

 

討論会はこのあと、「子育て」「都市計画」「ゴミ処理」など個別の政策論に加え、候補者間同士の質疑も行われた。最後に再び自由演説の時間もあったが、続きはまた改めて紹介したい。なお候補者の肩書き、討論会の写真は3月30日の信濃毎日新聞より引用させていただいた。

近況   2012 年 3 月 27 日

気概が大切だ   2012 年 3 月 27 日

橋下大阪市長の最近のTweetから引用させていただく。

「今の国会議員、政党におカネの面倒を見てもらっている人がほとんどじゃないですか?それで莫大な政党交付金が必要になる。確かに政治にカネはかかる。維新の会の事務所だってスタッフだって、皆カネがかかる。しかし、選挙活動資金まで政党丸抱えにするから、政党がおかしくなる。維新の会は金集めに必死にならなくて良い。個人のお小遣いの持ち寄りが基本で、運営は確かにきついけどね。それにメンバーだって、維新の会にカネの世話にはなっていない!という気概を持ち続けられる。これが自立する個人の価値観の実践」

 

政治も選挙もお金がかかる。

しかし、安易にお金を得ると、それと引き換えに失うものがある。

献金をうけた業界団体の利害に縛られてきたこれまでの政治がいい例だ。

理想と現実の狭間で、気概を如何に持ち続けることができるかが大切だ。

 

劇薬は通じるか   2012 年 3 月 24 日

大阪維新の会のホームページで、政治塾の開校式を視聴した。

維新の会は、選挙こそが国を変える全てだと言っている。

民主主義の世の中だから、維新の会の言う事は正しい。

しかし、選挙至上主義に不安を覚えている人もいる。

これは、戦後長い間、自民党が政権を独占し、

「話し合い民主主義」、つまり

対立と激変を避けてきた政治環境が背景にある。

劇的な変化よりも一致団結の元での進歩が好まれてきた。

 

いま、政治活動をしていると

「日本は変わらなければいけない!」という声を多く聞く。

しかし、それと同じぐらい

「みんなが協力して、いい方向にもっていってほしい」という声も聞く。

維新という劇薬を、日本全体が受け入れることができるのか。

そんなことを考えながらも、

よりよい社会のために、

政治を変えるためにはどうしたら良いのか。

どうすれば国民の支持を得られるのかと想いを巡らせている。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて