近況   2012 年 6 月 11 日

先月21日の街頭演説は警察官が横にいましたが、私ではなく、金環日食で不測の事態がおこらないようにとのことでした(笑)

 

上着も要らない暖かさになってきました。

 

前にもお話しした農作業の手伝いや、復興を支援するプロジェクトにも参加。

 

先月末には党本部で勉強会があり、衆院選に挑戦する仲間と久しぶりに再会。渡辺よしみ代表も心配してくれています(笑)

 

街頭演説は、大人よりも子どもの方が興味津々(笑)夕立でずぶぬれになることもありますが、きれいな虹が見える日も。

 

坂城町ではバラ祭りが始まりました。今月17日までです。

 

6月に入ると半袖でもいいぐらいの陽気に。ユニクロのポロシャツが活躍しそうです。

 

そろそろポスターを貼りたいと計画中です。皆様にご協力をお願いしたく、準備を進めています。

 

先日、長野駅から上田駅まで、久しぶりにしなの鉄道に乗りました。

 

このところ新聞やテレビの取材も重なっています。解散がいつになるか、マスコミも全く分からないようで、時々様子を見にきてくれます。

 

夏至が近づいているので、夕方も青空が。厳しい暑さや寒さに比べると、いまはいい季節です。穏やかな気候のうちに頑張ります。

 

これからの農業2   2012 年 6 月 10 日

意欲ある農家、また、少数精鋭集団が事業を拡大していくにもざまざまな規制がある。

例えば、農家が自家製の味噌を売る場合、食品の営業許可をとるには、保健衛生法で決められた専用施設を置くなど、様々な取り決めがある。法律によると味噌を販売するには、工場やら倉庫やらが必要で、その設備投資を考えると気軽に自家製味噌というわけにはいかない。法律は「味噌屋しか味噌を売らない」と思っている。
また、栽培した小麦でパンを作って売ろうとする。クリームパンとあんパンを作りたくても、クリームパンは「菓子製造」、あんパンは「あん製造」と業種が異なるのがいまの法律だ。だから、それぞれの届出と手数料などが必要になる。いま、生産から加工、販売までを手がけることが、農業の6次産業化といわれて注目されている。しかしこうした規制が、農家の創意工夫の前に立ちはだかっている。
萩原さんは「補助金も大事かもしれないけど、自由にやらしてもらえる環境を作ってほしい」と言っていた。農業をとりまく環境は厳しい。簡単に利益はあがらない。そうした中で頑張る農家の意欲と創意工夫を妨げないことも、政治の大事な役割だ。

 農業の将来を担う力強い芽が、私の身近にある。

その芽を伸ばし、そして増やしていくお手伝いが少しでもできればと思う。(終わり)

これからの農業1   2012 年 6 月 10 日

6月9日の信濃毎日新聞朝刊・東信版に、私が農家と話している小さな記事が掲載された。佐久穂町で、新規就農を目指す人を研修生として受け入れている萩原さんの「のらくら農場」にお邪魔していることは前にも書いたが、もう少し書きたい。

新規就農をどう増やすのかを考えてきた。農業に興味がある若者が就職の選択肢として農業を選べるようにするには、企業の農業参入を広げることが必要だと思ってきた。農業参入の規制緩和が必要だと思っている。

しかし、萩原さんの話をきいていると現実は厳しい。

萩原さん曰く、「いま、農業で食べていくのは相当大変ですよ!」 居酒屋チェーン店「ワタミ」が始めた「ワタミファーム」も苦戦が続いているという。利益が出ないのに参入する企業はないだろうというのが萩原さんの率直な思いだ。

新規就農を増やすために、長野県も手を打っている。県は、農家が就農希望者を指導する「里親制度」を実施している。里親登録している農家は多いが、実際に機能している里親はわずからしい。また、就農希望者を単に労働力としてしかみない里親もいて、そういうところにいくと、就農希望者が独立できるノウハウを得ることは難しいという。萩原さんのもとにはいま40歳を過ぎた3人の研修生がいる。みんな家族がいて、人生をかけてやってくる。だからこそ萩原さんは「研修生にしっかり向き合いたい」という。その分、萩原さん自身エネルギーがいるから、長く里親を続けることは無理だろうとも話していた。この制度が悪いとは思わないが、新規就農者を増やす基盤になるかというと不安の方が大きい。

 

国も、なにもしていないというわけではない。農水省は、新規就農を目指す人に最長で7年間、毎年150万円を支払う「青年就農給付金」をやっている。しかし、大盤振る舞いな制度がいつまで続くのかというと、疑問といわざるを得ない。

 

だからといって、決して将来が暗いわけではない。いま農業に飛び込む人たちは、なみなみならぬ覚悟を持っている。前職で営業をしていたり、パソコン関係の仕事をしていたりと、それぞれが強みをもっている。萩原さんの話は続く。「そういう志の同じ人たちが5人ぐらいで組めば、小さな意欲ある法人なら、利益を上げていけるはずだ」と。夫婦2人の家族経営にも限界がある。経理の得意な人、営業が得意な人、少数でも手を組めばもっともっとやっていけるはずだという。利益が上がれば、その中から、新規就農を受け入れる農家も出るかもしれない。(続く)

議員定数   2012 年 6 月 8 日

先日、経済界で活躍するある経営者の方と話す機会があった。

その人は手腕をかわれて、政府の成長戦略にも関わってきた。

曰く、

「議員の質が低すぎる」

「民間で活躍している人とまともに議論できる議員がいない」

「議論ができないから、その場その場で

人気の出そうなことを軽々しく発言する。

だから政治が何も決められないし、議員も信用を失う」

 

なぜ、議員の質が低いのかと尋ねると、

「議員が多すぎるからだ」という。

人数が多すぎて、

議論ができなくても、パーソナリティがなくても

議員が務まってしまうことが大きな問題だという。

 

いま、衆議院議員は480人、参議院議員242人、合計722人いる。

定数削減は、国会議員が自ら身を切るという視点から、

つまり財政を理由に語られることが非常に多い。

私もそういう視点は必要だと思ってきた。

 

しかし、日本にふさわしい議員定数とは何人なのだろうか。

先月23日に開かれた衆議院の倫理選挙特別委員会。

選挙制度について参考人質疑が行われ、

小選挙区論者や比例代表論者など

様々な立場の有識者が意見を述べていたが、

そのなかで何人かが、

「お金の面だけで議員定数を議論するのはよくない」

「必要な議員数は何人かという本質的な議論をするべきだ」と言っていた。

それ以来、何となく議員定数のことをいつも頭の片隅で考えてきた。

 

冒頭の経営者の言葉を借りれば、

「1人1人の議員が議論を戦わすことができる人数」は、

1つの基準になるのではないか。

現在、衆参ともに17委員会、つまり34委員会がある。

単純に計算するといまは

1委員会に20人程度の議員がいる。

これが10人だったらどうか、5人だったらどうか。

数が少なければ1人1人の議員の質が問われる。

1委員会10人とすると、国会議員は340人いればいい。

 

いま、多くの政党が議員定数の削減を言っている。

その中で、みんなの党の「衆院300人、参院100人」案が

一番、削減幅が大きい。

1つの委員会に、議論のできない議員が20人いるよりも、

議論のできる議員が10人いた方が、

はるかに建設的な議論ができるのではないか。

みんなの党の衆参で400人という数字は、

国会の議論を高めていく観点からするといい線だ。

やりたいことをやる   2012 年 6 月 3 日

「やりたいことをやる」「自由にやる」というのは理想だが、大変だ。

東京などからきて、農業をやろうと頑張っている人たちがいる。

 

佐久穂町。国道141号線から車で10分ぐらい山に入ったところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美しい佐口湖のすぐ側にある「のらくら農場」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のらくら農場の萩原さん(上)。

萩原さんはかつて大きな会社につとめていたが、

農業をやるために縁もゆかりもない佐久穂にやってきた1人。

その当時多くの人に支えられたという。

萩原さんが、いま、新規就農をする人の支えになっている。

以前から勉強に行きたいと思っていたが

先月ようやく伺うことができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

萩原さんのもとにはいま、3人の研修生がいる。

1年から2年間、萩原さんとともに作業して独立を目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業の途中でも、熱心なレクチャーが。

きょうの作業だけを考えるのではなく、

研修生が独立して1人でやっていくときのことを想定した指導。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お茶の時間も勉強会。

窒素とかマンガン、マグネシウムとか、化学の世界。

 

 いまの季節は、いろんな野菜の苗を植える最終盤。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も参加。

植え付けしたばかりのネギ畑。

雑草が根を張らないように土を起こしていく。

機械が入れない、ネギの周りを鍬でおこす。

 

ハウスで育っているトマト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トマトの実に栄養がいくように、脇芽をカット。

 ここでもていねいな指導が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研修生は、東京で会社につとめていたり、塾を経営していた人たち。

みんな40歳をすぎている。

それでもやりたいことをやろうと一念発起した。

奥さんと別々に暮らし、奥さんが生計を支えている人もいる。

私と同じ。。

萩原さんは

「みんな家族をもって、人生をかけてくるから真剣だ」という。

私も「どうして決断できたのですか?」と繰り返しきいてみた。

 

でも研修生は

「いま結構空いている農地あるんですよ〜」と前向き。悲壮感はない。

前向きな気持ちと真剣さが、

人生の新しい芽を育む最高の肥やしなのかもしれない。

 

今月、もう一度勉強にいく。

萩原さんの農業への想いなどを次回改めて書きたい。

 

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて