参院選候補者擁立について②   2013 年 6 月 27 日

きょう午後、報道各社の取材に応じて、状況を説明してきました。

 

お話ししたことは、

 

「厳しいが、最後まであきらめずに擁立をすすめる」

 

あと少し、最後まで努力します!

参院選候補者擁立について   2013 年 6 月 27 日

今朝の中日新聞に記事が出てしまいましたので、簡単にだけ、ご説明させていただきます。


これまで長野県内から、候補者を擁立しようと努力してまいりました。しかし、状況は厳しいと言わざるをえません。


「立てるからには良い候補を」、「県内の有権者の共感を得られる人を」思ってまいりましたが、そうした方々にご決意をいただくには、まだまだ私の力不足ということだと感じています。


今後のことは党と話をして決めますが、厳しい現実をしっかりと受け止めて、今後の活動に励みたいと思います。


ご期待やご心配をいただいた方に心より感謝申し上げます。


午後、県庁で取材を受けるので、改めてお伝えできることがあれば、またご報告します。

通常国会の終わりに   2013 年 6 月 26 日

雨の国会

初めての通常国会が終わった。

「これからいくつもの困難がある」

そう言っているかのような強い雨が降った。

 

予算委員会など、多くの質問に立った。

当選から5ヶ月で、

本会議の質疑に登壇できるとは、

議員になる前は予想もしなかった。

 

「新人議員と言う言葉は使わない」と、

甘えを排して活動してきた。

大臣だろうと官僚だろうと、

言うべきことは言ってきた。

反省も多かったが、無我夢中で仕事をした。

 

本会議場のヤジには辟易させられた。

議員の質について考えさせられたことは多かった。

 

官僚とのやり取りも多かった。

真摯な話し合いが多かったが、

一方で、内容の薄い答弁も多く、

官僚の熱意についても、

考えることは多々あった。

 

議員立法にも関わった。

「法律はこうやってできるのか」と、

その重みとともに、

シンプルな作業への驚きもあった。

 

酒を飲む機会はあい変わらず多いが、

量は減った。

翌日、頭をできるだけクリアにしておきたい。

翌日を気にして節制するようになったのは、

野球をしていた時以来だ。

 

課題は多い。

満足や、安心感は一切ない。

もっともっと。

 

 「公のために」

挑戦は、まだ始まったばかりだ。

きのう(13日)の毎日新聞で、復興庁幹部がTwitterで暴言を連発していたという記事があり、委員会でも取り上げられていた。



記事を見る限り、「子ども・被災者生活支援法」や法案成立を求める人々への暴言、また、福島県内のある町議会に対する暴言は許されるものではない。ただ、ある党本部に缶ビールを補充(大半は自身が飲むとも言及しているようだが)したことなど、「そんなことまでするのか」と驚くこともある。また、政治家への陰口のような類いの話が多かったようだが、「たしかに」と妙に納得してしまうものもあった。

 

どういうことかというと、政治家と官僚の関係について、たまに「こんなんで大丈夫か」と思うことに遭遇する。官僚のみなさんは私のような1年生議員にも「先生、先生」と言ってくださって、多くの官僚は実直だ。けれどたまに、会議中にみせる表情だったり、電話の向こうから聞こえてくる官僚同士の会話だったりするのだが、「ああ、政治家って全く尊敬されていないな」と思うこともある。

 

ある会議で、議員同士が法律を作る議論をしていた。省庁の役人も横で聞いていて、たまにアドバイスをしてくれる。しかし、1人の議員の発言が、役所としてはあり得ない話だったのか、「それはないよな」といったような失笑が役人たちの席からもれてきた。それをみた発言中の議員が激怒する。議員の激怒は相当なもので、言葉も相当荒かった。しかし、そもそも怒らせるような失笑をしたのは官僚たちの方だった。真剣な議論を笑ったのだから。でも、謝るわけでもなく、ひたすら目をあわせずにいるだけだった。こんなことで、「さあ、法律ができました。運用の基準を作りましょう」という時に、官僚が政治家の議論を反映させるのだろうかと不安になった。重ねて断っておくがこんなことはいつもある訳ではない。多くの官僚は真摯にやってくださっている。


逆に政治家の側も、私がみていて「この議員、なんでこんなに横柄なんだろう。役人が気の毒だ」と思うことがある。こっちは「たまに」というよりも「よくある」といった方がよいかもしれない。議員が役人に分からないことを聞くのに、議員会館まで呼びつけるのが当たり前、電話も、議員本人がするのではなく秘書がするのが当たり前というのが、常識らしい。私も質問を作る時に分からないことがあるので役所に電話をするが、ニュアンスをしっかり伝えるために、直接電話するようにしている。そうすると「わざわざお電話いただいて」と恐縮、感謝されることが多い。

 

政治家は官僚に言うべきことは言わなければいけない。役所のやっていることや考え方と対立することも多い。私など野党だからなおさらだ。しかし、政治家と役人の信頼関係ができなければ、信頼関係をお互い損ねてしまったら、法律を作っても、また、国会でどんなにいい質問をしても、きちんと実行に移せるかどうかというところが大きく揺らいでしまう。Twitterの暴言は極端すぎるケースだが、政治家と役人の関係がよくないということの現れと見ることができる。

 

会社やスポーツチームでもそうだが、人間関係が、例えば上司と部下だったり、先輩後輩だったりといろいろだが、当然、性に合わないことや相容れないこともある。でもそうしたことを飲み込んで1つの目的に向かっていくのが、成熟した組織だと思う。今回のTwitter問題で感じたのは、政治家も官僚も、協力しなければいけない部分があるにも関わらず、人間関係という面でお互い未熟だということだ。しょっちゅうこんなことがわるわけではない。政治家にも官僚にもすばらしい人が多いことは改めていっておく。悪いお手本に出くわした時は、反面教師として、活動していきたい。

(毎日新聞6月13日朝刊より引用)

きのう(13日)、震災復興特別委員会で初めて質問に立った。

(6月13日 衆議院 震災復興特別委員会より)

 

被災地にはこれまで何度かいったが、普段、担当の委員会が文部科学と選挙制度改革なので、復興についてまとまった質問をするのは、じつはきのうが初めてだった。6月3日に、震災復興特別委員会による被災地視察に参加させてもらったので、質問が実現した。

 

震災復興特別委員会は、委員長の選任など、形式的なもの除いた議論は、きのうを含めて、今年7回開かれている。これを多いとみるか少ないと見るかは人それぞれだが、課題が多種多様、山積していることを考えれば少ないのではないかというのが、私の感想だ。

1番の問題は、福島を中心とした原発事故災害からの再生と震災復興を、すべてひとつの委員会でやっていることではないかと思う。福島の原発事故からの再生でもっとも大きな問題は、避難している人たちが福島に戻ることができるかどうかという問題だろう。政府は、「福島に戻りたい」という住民の声があるから、福島に戻ることを前提とした施策を進めている。しかし、「戻ることはできない」と考えている人も多いという議論も、この委員会で過去にされている。5月8日の委員会で発言した、南相馬市立病院の及川副院長は、「原発から20キロ30キロ圏内を本当に復興させるかどうかを、政府・国会にお聞きしたい」と、その判断を政府に求めている。また、原発事故の影響の少ない被災地の課題は、住環境の再建、堤防などの安全対策、新しい街づくり、用地取得の問題、議論になっている課題は非常に多い。

 

(震災復興特別委員会の議事録、私の質問原稿など)

 

それぞれの課題の議論を深め、解決のスピードを上げるためには、原発事故災害に関することと、津波からの復興を目指す地域とで、特別委員会を1つから2つに増やして議論を進めるべきだと思う。いま、根本匠復興大臣が、復興大臣と福島原発事故再生総括担当大臣を兼務している。根本大臣は非常に精力的な取り組みをして頂いているが、大臣も2人にして、2つのエンジンで進めればよいのではないか。

例えば、5月8日の参考人招致。この日は、福島、宮城、岩手から11人が、参考人として現場の声を訴えた。しかし、この委員会が被災地から参考人を呼んだのは、この半年間、この1度だけだ。1人あたりの発言時間は10分程度だったと思う。また、6月3日には被災地の視察に私も参加したが、スケジュールがタイトで、1カ所当たりの滞在時間が短すぎる。現地の声を十分に聞くことができないというのが実感だった。

きのうは視察の報告もあって、宮城の案内役をしてくれた自民党の伊藤信太郎議員は報告で、「被災地の方に委員会に来ていただき、話を伺う、我々が被災地に足を運び、被災地の姿を見て声を聴く、それを必要な委員会で議論して必要な施策を講じていく。これを何度も何度も繰り返さなくてはなりません」と結んでいる。しかし、実態は伊藤議員の言葉通りではない。

(6月3日宮城県名取市 視察で状況を訴える若手農家のみなさん。右から2人目が今野さん)

 

5月8日にきていただいた参考人の中に、宮城県名取市で農業をやっている今野裕章さんという人がいた。今野さんは、津波で農業機械を失った農家のために、市町村が農業機械を買って農家にリースする事業について、改善を求めた。詳しいことは私の質問をみていただききたいが、要は、リースを受けられる農家の要件を見直してほしいということだった。その後6月の視察でも、私たちは今野さんに名取市で会って、同じことを言われた。私は、視察した議員が口々に「放置してはいけない問題だ」と話していたのをその場で聞いていたが、その後、この問題を調べた議員はいたのだろうか。この問題を質問で取り上げるために、名取市と今野さんに電話をしてさらに状況を聴いた。他の議員と質問が重なるだろうと思っていたが、そうはならなかった。

視察や参考人招致が全てではない。個々の議員ももちろん、それぞれが被災地に入り、問題提起を繰り返している。しかし、委員会として視察をする、被災者の話を聞くということは、問題を共有するという大きな意義がある。

多くの課題、問題提起はされているが、解決のための一歩に踏み込んでいないのではないか。いまの国会は6月26日に閉会する。震災復興特別委員会は、事実上、きのうが今国会の最終回だろう。多種多様な課題に対して、国会のマンパワーが、体制が弱いのではないか。震災後、多くの国会議員が被災地に何度も通い、本当にすばらしいと思う地道な活動を続けている議員も多い。多くの国会議員が震災復興について質問や発言する時は、そうした心に秘めた思いをもっている。だからこそ、そうした熱い思いをもった議員が議論できる場をもっと増やす、原発事故災害と津波復興とで特別委員会を2つにすれば、課題への議論を深めて、解決のスピードをアップができるのではないか。

安倍総理が繰り返して口にする「アベノミクス」、「3本目の矢が効果があるかどうか」も大事だが、復興は今も大きな大きな課題だ。そうした認識は皆が持っているが、認識をしているならば、マンパワーを増やすべきである。復興が大事という意識はあるが、体制が薄い。

きのう、議論の体制を拡充するべきだと質問した私に、根本大臣は、「いろんな形があると思う。どういう形でも総合的に動かさないといけない。復興庁を中心に、復興を加速するために引き続き頑張りたい」とつれなかったが、真剣に検討すべき問題だと私は思う。

 

 

追伸

きのうの私の質問は「衆議院TV」からご覧頂けます↓

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=42879&media_type=fp

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて