蓮見こなつ

故郷・菅平でゆっくりする時間はほとんどなく、世界中を転戦するアルペンスキーの女子選手がいます。蓮見小奈津選手です。

 

小奈津さんの目標は、2018年平昌オリンピックメダル獲得。そして開催地未定の2022年オリンピック金メダル!

時に150キロ近いスピードで、スピードの限界に命がけで挑戦するアルペン。小奈津さんは、高校三冠や世界ジュニア日本代表など、結果を出し続けてきましたが、世界と比べると日本はアルペンの知名度がなく、活動の全てをご家族が支え、苦労の連続だったようです。

しかし、来年就職活動を控えるなど、さらなる実績をあげるために競技に専念することと、プロとして自立した活動するためのサポート体制を整える時期にさしかかっています。

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きのう、菅平で海外遠征直前の小奈津選手に会いました。小奈津さんの実家は、おみやげ屋さんです。高い目標に邁進する強い意志を、目線や表情、話の内容から感じました。個人競技の第一線で活動するには、多くの人のサポート体制が必要です。遠征に出たら来春まで、菅平にはもどってこれません。後援会をなんとか遠征前に立ち上げたいとのことでした。人の応援をできる力が、今の私にあるとは思えませんが、私にお役に立てることがあるのならと、後援会長を引き受けることにしました。

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政治家とスポーツ選手では、分野は大きく異なるが、多くの人の支えの上に活動が成り立っているところは同じです。私は、落選中を含め、いままで3年以上、多くの人に支えられてきました。2度やった選挙はつねに「勝算のない選挙」と言われ、それでも私を信じ、また、期待して、損得関係なく支えてくださっている方々への感謝の気持ちはつきません。損得関係なく応援してくれる人の存在がどれだけ本人の勇気になるかは、身に沁みて分かっています。そうした思いもあり、小奈津さんが競技に専念できるよう、一人の若者の背中を押すことにしました。

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蓮見小奈津。

信州から世界を目指す若者を、どうか覚えていただきますようお願いいたします。

 

高校巡りを始めた理由   2013 年 9 月 13 日

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「信州高校巡り」と勝手に銘打って、地元を中心に高校回りをはじめた。1校目はご縁のあった上田西高校にお願いして、行ってきた。

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なぜ、地元の高校を回るのか。

私はこれまで「教育改革を進める」特に、「高校は義務教育の一歩先、子どもたちが将来自立するために、学校ごと、地域ごとに、もっと独自の教育を展開して、子どもたちに多様な選択肢を提供するべきだ」と訴えてきた。

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そのためには、すでに各高校がやっている独自の取り組みを知る必要がある。それをもっと発信する必要がある。さらに学校側が抱えている課題を知り、国会の議論はもちろん、地元の学校同士の、さらなる向上のきっかけに、その架け橋になるつもりだ。

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1校目は私立だったが、公立を中心に普通科だけでなく、定時制、通信制も回ろうと思っている。

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いつか、各校の特徴もまとめて発信していきたい。

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現場の先生や、生徒の声も聞けるような高校巡りができればと考えている。

次回は18日、小海高校に行く。

消費増税報道について   2013 年 9 月 13 日

きのう、新聞・TVが一斉に、「安倍総理が来年4月に消費増税を予定通り実施する方針を固めた」と報じ、今朝の信濃毎日新聞も同様の記事を展開している。その、信濃毎日新聞2ページに掲載された私のコメントが、私の意図と少し違うので、ここで述べておきたい。

 

消費増税については、「増税やむなし」という議論や意見は否定しない。しかし、税金の使い方や国の仕事を根本から見直さなければ、消費税を8%にしようと10%にしようと、これまで1000兆円の借金を積み重ねてきた日本の財政体質はなにも変わらない。過去と同じ無駄遣いを繰り返してはいけないからこそ、行政改革を先行するようにと訴えてきた。

 

さらに今回は、増税で景気が落ち込むことを懸念して5兆円規模の補正予算を組むという。税金を上げながら、一方で巨額の財政支出を行うことは、車で例えれば、アクセルとブレーキを同時に踏みながら前に進もうとするようなものである。やるべきことは、税金の使い途と国の仕事の見直し。そして、景気に一時的な上昇ムードが出ているいまこそ、民間の活力をとことん引き出すために、規制緩和をするべきである。増税ありき、増税先行という方針には、徹底的に反論をしていきたい。

 

信濃毎日新聞に掲載された私のコメントについては、最後の部分が「経済対策のために編成する補正予算の内容などを、臨時国会でしっかり議論していく」となっているが、補正予算の内容如何で、増税を容認する可能性があると受け止められては困る。増税ありきに反対なのだから、増税ありきを正当化しようとする補正予算にも反対であることはいうまでもない。

9月2日に発生した竜巻で被害をうけた、埼玉県越谷市、松伏町、そして千葉県野田市を見にいってきた。

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さて、下の写真の被災した住宅は全壊か、それとも半壊なのか。見た目から全壊だといいたいところだが、実際の全壊認定は、私たちや被災した人のイメージと大きく異なるという。

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国の災害補償は、被害を認定するところから始まる。「被災者生活再建支援法」では、住宅が全壊した場合、最大で300万円の支援を受けることができる。しかし、その枠組みは市町村単位で、市町村ごとに10戸以上の全壊住宅がないと法律適用にならない。竜巻は、市町村の境など関係なく猛威を振るう。今回の竜巻被害でいうと、全壊住宅が10戸を超えた越谷市の被災者は、再建支援法の対象になるが、10戸を超えなかった松伏町と野田市の被災者は対象にならないという。被災者からすれば、隣の自治体と補償に差がでるのは納得できないから、当然、「市町村の境に関係なく、竜巻が起こした被害の大きさ全体をみて、法律を適用してほしい」という声が上がった。

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今回私は、みんなの党として視察にいったが、その前の日に、内閣府の人たちが視察にきたという。しかし、取り巻きの人が多く、地元住民と満足に会話もないまま、写真だけたくさん取って帰っていったと、地元の人は憤っていた。かつて東日本大震災で、当時の菅直人総理大臣が避難所に行き、被災者から「もう帰るのか」と叱責された話は有名だが、政治家の視察は、被害の状況を見極めて、被災者とじっくり向き合う必要がある。

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竜巻は、避難する間もないぐらい、急に発生する。越谷市の北陽中学校の体育館では当時、部活動をしている20数人の中学生がいたが、竜巻の前に激しい雷が続いていたため、体育館の真ん中に集まって雷が過ぎるのを身を潜めて待っていたという。

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竜巻から身を守るには、トイレなど、風があたらないところや、体育館でいえばステージの幕のところなどに身を潜めるのがいいようだが、そんな時間はなかったようだ。大きなケガがなかったことは不幸中の幸いだ。

 

 

 

竜巻は、回りのがれきを巻き上げるので、田んぼの稲を倒すだけではなく、田んぼにがれきを散乱させていくという。稲刈りを前に、そのがれきを取り除かなければ、稲刈り機をいれることもできず、早急な課題だ。
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竜巻被害は、発生した日は、凄まじい映像もあって大騒ぎになるが、政治は、そのあとの対策をしっかり取らないといけない。竜巻の被害に応じた補償の法整備は、なされていない。対策のノウハウの蓄積も、地震に比べたらないに等しい。災害は、その時その時の被害状況をみて柔軟に対応する必要がある。栃木でも被害が出ているという。災害と向き合うためには、やはり国会を開いて法改正や、柔軟な運用を決めなければいけないが、いま国会を開こうという動きはない。オリンピックの招致決定が目前で、原発汚染水対策の審議を国会でやることを先送りにしていると報道されたのは記憶に新しいが、竜巻被害対策も、国会を開くべき緊急の課題だ。

子どもの夢   2013 年 9 月 3 日

先日、千曲市10周年式典にいったときのこと。

市では、10周年の節目に

市と同じ10歳の小学4年生による

作文コンクールをやったそうで

優秀者の表彰があった。

作文のお題はなんと

「私が千曲市長になったら」!

一人の子は、

千曲市を「どんどん宣伝します!」

「千曲市のシンボルとなるタワーを作って、

そこで働く人を千曲市中から集めたい」と、

今すぐにでも市長に!と思わせるような

夢のある作文を披露。

もう一人の子は物理学者になりたいそうで、

「市長になんかなりたくないんだけど、

やりたいことを書きました」という

始めのくだりから会場を湧かせていた。

この子の作文で聞き入ったところは、

「自分は化学が好きで、それは千曲市の自然そのものです」と。

植物や虫とふれあうことで

理科が好きになったことがよく伝わってきた。

だから市長になったら「緑を増やしたい!」と。



二人の作文に会場のほとんどの人が

聞き入っていたように思えた。

子どもの話す夢は、

純粋さと将来性・可能性があるから、

説得力と期待感が出るのかなと思いながら聞いていた。

とかく現実や目先のことに翻弄されて

キレイな言葉を並べてみても、

気持ちがこもっていなければ説得力はうまれない。

純粋さを失うことのないようにしたいと

自戒をこめて思った次第です。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて