政治家の意志   2013 年 12 月 29 日

きょう、ある人が、その人が住む町の町長について「人間的には素晴らしいが、物足りなさすぎる。選挙の時に『役場は固すぎる。俺が変える!』と言っていた威勢の良さはどこへいってしまったのか。取り巻きが悪いのか。町長の意志がそもそも弱かったのかが分からない」と話していた。

期待していただけに失望感が大きい様子。

町長は町のトップだから、議員とはちがった忙しさ、孤独さ、そして様々な決断が求められると思う。無難にやっているだけでも立派なのかもしれないが、自分が何をやるために町長選挙に出て、その職責についたのかということが、本人の心には残っているとしても、周りの人から見えなくなってしまったということかもしれない。

 

わがままではいけない。しかし、「自分はこのために政治家をやっている」「これを譲ったら自分が政治家をやる意味はない」という部分は持ち続けるべきだろう。

一年間、試行錯誤、なんでもやってみようとやってきて、我慢もしたし、「仕方ない」と妥協したことも多々あった。我慢や妥協は、自分が傷つくことはあっても相手の気持ちを傷つけることはあまりない。

しかし、自分の意志を押し通す時は、相手を傷つけることがあるし、自分も傷つくこともあるから、非常な困難がともなう。我慢や妥協をする方が、楽かもしれない。それでも、決断したら断固たる決意でやらなければいけない。

この一年間の、自分の活動、決断、そのときの心情をいまいちど振り返り、来年につなげたい。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて