(24:16〜)
羽田)
おっしゃる通り、台湾の問題、ウイグル、宗教を含む様々な迫害があったり、もちろん、尖閣への領海侵犯、不透明な軍拡が、日本に近い国で進んでいることについてはもちろん懸念を覚えている。ただ、日本と中国は何千年にも及ぶ長い歴史がある国であるから、長い歴史の中で考えれば、中国と日本がうまくいっていない、日本に取って中国が脅威になる、そういった時期は、まあ、本当の長いスパンで見ればそんなに長いことにはならないという、まあ、歴史から見て、私はそんな気がしていて、ただ、例えば習近平主席が今回コロナ禍で日本に来ようとした時にギリギリまで拒否できなかったとか、日本は、何しろ日本人がもともとそうなのだが、相手の気持ちを慮ったりとか、そういった部分が外交でも前面に出て、相手を慮りすぎて自分たちの国益、自分たちの考えを打ち出さないことが、諸外国から軽んじられているような状況になってしまっていると思うので、中国に対しても他の国にもしっかりと日本の姿勢、「人権問題は絶対に認められない」、「こういった問題はこうしなければ」、例えば、「TPPに中国が入りたい」といったときに、「いや、人権問題がある国とはできません」とか、そういった外交を持って、国の意思を明確にして、相手の国にも理解をいただかないといけないと思う。(27:14)

小松)(30:55)
田丸さんが言ったように、北朝鮮の度重なる核実験、ミサイル発射、急速な軍拡、海洋進出など、我が国を取り巻く安全保障の状況はかつてなく厳しい。国民の命や平和な暮らし、領土領海領空を守り抜くために、日米同盟を不断に強化し、差し迫った脅威や不測の事態に備える万全な体制を築かなければならない。鍵は日米同盟。アメリカのバイデン政権は、国防長官が真っ先に日本を訪問した。バイデン大統領も菅総理を初めての会談相手にするということで、日本重視、同盟重視を明確にしている。アメリカとの連携を一層密にするとともに、オーストラリア、インドも含めた強固な協力関係を構築しなければいけない。中国との関係は極めて重要、経済的にも地政学的にも、切っても切れない関係。しかしながら、香港、新疆ウイグルなどでの人権侵害は本当に看過できない状況にある。これに対して、日本の態度をしっかり示すことも大事だし、日本も欧米と連携して中国と向き合わないといけない。人権についていえば北朝鮮の拉致は重大な人権問題、拉致問題の解決に、粘り強く、あらゆる手段を尽くすべきだと思う。(33:29)

補足発言、他の候補者への質問)(33:42)
荒井 小松への質問)小松候補に聞きたい。北朝鮮の拉致問題は、非常に許せない。ひとの国の人を勝手にさらってはいけない。今の政府はどうやって取り戻そうとしているのか全く見えない。小泉元総理は北朝鮮に乗り込んで連れて帰ってきたではないか。それを、今の政府はどういう対応で成果を出そうとしているのか。(34:30)

小松)
小泉政権の時に帰還してからだいぶ時間が経ってしまった。それから進展していないというのは本当に歯痒い思いだし、申し訳ない。この間、北朝鮮の様々な動き、例えば経済支援も含めて、約束を破ることを繰り返してきた。核開発、弾道ミサイル、そういった看過できないことを繰り返してきて、経済制裁を含めて、そういったことを解決する努力はしてきた。これも、日本だけで解決できる問題ではないと思う。今の北朝鮮と韓国との関係もあるし、何より日米関係、国際社会の一員としての日本が、同盟国や国際社会の中で、拉致被害者を救い出すか探っていかなければいけない。それがなかなか進まないことは、私もなんとかしなければいけないと思っている。(36:25)

小松 羽田への質問)
羽田さんが共産党と交わした政策協定。ここには「韓国や北朝鮮との不正常な関係を解消するために、日米同盟に頼る外交姿勢を是正し」とある。昨日の信毎での討論では、「頼る」ではなくて「偏った」だとおっしゃっていたが、読み直してみたら、やはり「頼る」と書いてあって、これでは中国が、今、海警法を成立させたような状態で、どうやって尖閣諸島を守るのか、日本を守るのか。政策協定に書かれたように韓国や北朝鮮に守ってもらうのか教えてほしい。(37:39)

羽田)
先ほど、荒井さんからの話にもあった、北朝鮮、拉致被害の問題もそうだが、まさに小泉総理は、外交の力で拉致被害者を日本に連れて帰ろうということを考えていて、それを継承したかに見えた安倍首相だが、結局、北方領土もそうだが、拉致被害者もそうだし、「帰す帰す」、「戻す戻す」と言って7年半以上言い続けたまま、しかもその間に、「対話よりも圧力」とずっと、途中から言い始めて、トランプ大統領になったら、「対話をしよう」今度はトランプ大統領に頼んだからきっと話が通じて、「私が会おう」と。姿勢が途中で変わったり。結局、自分自身の考えではなくて、アメリカ追随の外交姿勢に全てなってしまっていて、それは、日米同盟がなければ日本の憲法も存立しない。僕はこれはもうセットだと思っているので、当然、日米同盟と関係性を高めていかないといけないと考えているが、ただ、ものをはっきり言うことが、逆にアメリカから日本を認められることになると思うので、私は、北朝鮮、拉致の問題も含めて、どこの国とも対話をすることが大事だと思っているので、一国に頼ることはしないということが大事だと考える。(39:51)

小松 羽田への質問)
日米同盟に頼らないという政策協定にサインして、今、「日米同盟は重要だ」とおっしゃった。どっちなのか?また、先ほどの話の中で「中国は脅威になるが長くは続かない」とおっしゃった。中国の脅威が長く続かないという根拠はなんなのか、教えて欲しい。(40:20)

羽田)
最後の質問から答えると、中国は経済が発展してきているので、やっぱり、戦争することによる損失は当然考えている。そんなに好戦的とは言い切れない。今後の、日本と中国との外交関係でもちろん変わってくるとは思うが、そこはまず、まあ、私は、なので、しっかりした外交努力を続けて、経済的、文化的交流もしっかり続けていって国民同士、対話をすることを続ける、外交もしっかり、あちらの政府と対話をしていく。それはまさに、政権与党である公明党も同じ考え方と認識している。それとは別にして、あとは、アメリカの同盟について、「頼る、頼らないどちらなんだ」との話だったが、私は、同盟は、軍事同盟というか、日米同盟は、日本の存立のために必要だと思っているが、同盟は同盟、軍事は軍事、外交は外交で別なものだと考えているので、外交はしっかりと自分自身の意見をしっかり言って、例えば、核兵器禁止条約、こういうのも、日本が、唯一の被爆国である日本が署名すらできないというのはどうなのかなという気はする。そこはちゃんと説明すれば、アメリカは絶対、「唯一の被爆国だから仕方がない」とわかってくれると思っているので、外交と防衛政策は別物だと考えている。(42:37)

小松)
外交と安全保障は別ということでは日本は守れないし、信頼関係、協調関係は大事だが、その説明はあまり納得がいかない。それから、現実を見なければいけない。脅威にならないだろうと、経済的に成長しているから脅威にならないだろうという期待があるのかもしれないが、では実際なぜ、中国が海警法を成立させたのか。なぜ、毎日尖閣周辺に公船が来るのか。こういった現実を考えれば、日本国民の命、領土、財産をしっかり守る覚悟が、国会議員には必要だと思う。(43:54)

荒井 羽田への質問)
日米同盟は強固であるべきだと思うが、羽田さんが、日米同盟とセットで憲法を議論するというようなことを仰ったが、我が国の憲法は、戦争を禁止している、放棄している。けれど日米同盟、アメリカは世界の警察として覇を唱えて、他国へ軍事介入をしている。これどうやって憲法と釣り合いをとるのか、非常に疑問を感じた。(44:35)

羽田)
もともと憲法の成り立ちから考えて、武力の放棄を憲法でうたっている中で、憲法をつくる過程で日米同盟も結んでいて、安保条約がなければ今の平和憲法はもちろん、小松先生おっしゃる通り、私、日本を守る気がないとか覚悟がないとかいうことはもちろんあり得ないが、ただ、あくまでも外交と安全保障は別々に考えて、ちゃんと日本はアメリカに対して、基地の整備の部分とか、色々財政も支援しているし、法律的にも米国の軍人の人が守られたりとか、そういったこともしているので、軍事同盟は軍事同盟、外交は外交、別個に考えていいと考えている(45:50)

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて