8月23日 シベリア抑留者の追悼式 2013 年 8 月 24 日
1945年8月23日は、スターリンが、シベリア抑留をおこなうよう命令を発した日とされている。毎年、千鳥ヶ淵の戦没者墓苑では、シベリア抑留で亡くなった人の追悼式が行われている。
この夏、戦没者の慰霊や追悼式にいくつか参加したが、シベリア抑留に関わる行事がないのか気になったので調べて、参加した。まだ11回の開催と、追悼式の歴史は浅く、参加者も少ない。国会議員も、私を含めて10人ぐらいしかいなかった。党内からは私1人の参加だったので、党を代表して追悼の言葉を申し上げる機会をいただいた。
マイナス30度の極寒の地で、わずかなパンと、1枚のキャベツが浮かんだだけのスープで、厳しい強制労働をさせられたという話はあまりに有名だ。60万人が抑留され、6万人が亡くなったと言われているが、全容はいまだ明らかではない。千鳥ヶ淵におさめられた遺骨も1万数千柱にとどまっている。
抑留者の代表の挨拶もあった。抑留者の平均年齢は90歳に。遺族の高齢化も進んでいる。
参加者からは「是非、国主催で追悼式を来年からやってほしい」という声が上がっていた。靖国も大事だが、シベリア抑留にも、もっと多くの人が目を向けて、これからの平和のために、伝え続けていかなければいけないと強く思う。
この日は、モンゴルと、ロシアの留学生が追悼式に参加していて、主催者とても喜んでいた。シベリア抑留を伝え続けてきたみなさんに感謝し、私もできることをやっていきたい。
コメント / トラックバック 4 件
島袋 洋子 より:
私の父はシベリアに4年抑留されていました。今年90歳になります。
元気ですが、千鳥ヶ淵は遠くて行けません。
近くて抑留者同志が交流できる所は、ありませんか?
私たちは京都府京田辺市に住んでいます。
大阪か京都、奈良、滋賀ぐらいなら、出ていけます。
なにかいい情報があれば、教えてください。
宜しくお願いいたします。
yousei より:
島袋さま
井出ようせいです。コメントありがとうございます。すこし調べてみて、情報がありましたら、ご連絡いたします。
井出庸生
島袋 洋子 より:
井出様
お返事ありがとうございます。
急いでませんが宜しくお願いいたします。
また、抑留者の体験談を記録したい政府からの話なんかがあれば、
協力したいとも父は思っております。
ただ、その話でお金儲けをしそうな団体等はおことわりしますが。
では、宜しくお願いいたします。
島袋 洋子 より:
井出様
メールでのお返事ありがとうございました。
私たちの気持ちを伝えて頂いてこれもまたありがとうございました。
また、いい交流出来るような情報がありましたら、教えて下さい。
父がいた部隊は大変厳しい所だったようで、そこにいた者しか信じ
られない経験らしく。
私にも何かお手伝い出来たらと、思ったりもしますが。
とりあえず、何かありましたら連絡を待っておりますので、
宜しくお願いいたします。