瞬発力   2010 年 10 月 30 日

こんばんは。選挙が終わり、いまだ無職修行中の身にとって、

ブログを書く時間はいくらでもあるのですが、

時間があればいいものが書けるかというとどうも違うようです。

選挙公示前の忙しかったとき、選挙直後のバタバタしていた時には、

自己評価ではありますが納得のいく文章がいくつかありました。

文章を書く必要、頭を使う必要に迫られるほうが、

たくさんの時間と豪華な書斎を与えられるよりも良い文章が書けそうです。

文章を書くには、調べ物をしたり頭の中を整理したりと

時間はある程度必要ですが、

良い文章をタイムリーに出すには瞬発力が必要だと思います。

  

私は記者の時、原稿が下手でよく怒られました。

過去の恥をさらすのは恥ずかしいですが、

よく言われたことは

原稿が長いこと、そして表現がおかしいことの2つです(笑)

私は、取材で見たこと・聞いたことに入れ込むタイプだったので、

「取材したことはできるだけたくさん書きたい」と思ったり、

表現が客観的でなかったりと反省することが多々ありました。 

締め切りまで時間がたくさんある時ほど考えすぎて

締め切り直前に上司を唖然とさせる原稿を送った経験は数えきれません。

逆にニュースの直前に発生した事故など時間がない時の方が

必要なことを絞り込んだ良い原稿がかけることもありました。

私は原稿をほめられたことがほとんどなかったのですが(笑)

ニュース直前の突発ものの原稿を、

一番厳しかった上司に褒めてもらったことが記憶に残っています。

これも瞬発力かなと思います。

 

この瞬発力は、文章を書くことに限らないなと最近感じています。

物事を決断したり、なにか新しいことを始めるときに

すべての状況、環境が整うのを待っていては

何もできないと思うようになりました。

 

「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」(上杉鷹山)

 

もちろん、瞬発力を出すためにはそれにふさわしい足腰、

つまり普段の鍛錬がかかせないと思っています。

最後に言い訳をさせていただきますと、上司に怒られながらも

自分の考えにこだわった原稿に挑戦し続けたことは鍛錬になりました。

だからこのブログも日々更新したいと思うのです。

怒ってくれる上司がいない今、ブログをみてくださる皆様のコメントが財産です。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて