増税をするなら   2011 年 4 月 16 日

震災の復興のため増税が避けられないとの意見がある。

政府の東日本大震災復興構想会議で議長を務める

五百旗頭真・防衛大学校長が、

14日、初会合でいきなり震災復興税の導入に言及した。

 

去年の参議院選挙の消費税議論を始め

増税はここ数年、国政の課題になってきた。

去年私が訴えたのは、「増税の前にやるべきことがある」だった。

でも、いよいよ増税のときが来たのかもしれない。

増税にあたりもっとも大切なことは国民の理解だ。

 

まず、消費税増税で発言が右往左往してきた

菅総理に貴重な税金を託したいという人は少ないと思う。

増税は、政権が己の進退をかけて進めることであり、

菅政権はすでに消費税議論でその資格を失っている。

震災復興で増税が不可欠なら、

もっとリーダシップがあり信用できる人を総理に据えてほしい。

 

また、今度は「増税とともにやるべきことがある」と

訴える必要が出てくるかもしれない。

震災による経済的影響は全国に及んでいる。

復興は全国民の願いだが、

震災後の経済状況で増税をすすめるには、

公の奉仕者たる政治家や公務員が

自らを律する姿勢を迅速に示せるかが、

国民の理解を得るために不可欠だと思う。

 

五百旗頭真・防衛大学校長の14日の発言には

様々な反応があるようだが

今後の国会に注目したい。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて