助走   2011 年 7 月 20 日

選挙で知り合った20代の人からきのう、メールをもらった。自分の目標にむけて英語の勉強をしているという。選挙で1度会ったきりだが、その後数回、電話やメールをやりとりしている。自分のやりたいことがイメージとしてはあるが、もがいているのではないかと勝手に想像している。

返信のメールを書いていて自分のことを考えた。努力をしても報われない、先が見えない時期が何度かあった。中学から始めた野球でそれなりの結果が出るようになったのは高校の後半からだった。大学受験は2浪した。1浪のときは東京6大学と呼ばれる大学にことごとく落ちて1つも合格しなかった。自分の力が出せれば志望校に受かるという感触を得たのは2浪目の秋だった。

努力しても先が見えない。努力が報われるための努力をしないといけない「助走」期間が誰にでもあるのではないかと思う。苦しかった時期が助走だったと思えるのは、もちろん結果が出てからだ。助走をしている間は、先が見えなくても目の前のことをやるしかない。NHKでもそうだった。記者は特ダネをとって初めて認められるが、最初に特ダネと呼ばれるネタを取るまでにかなり時間がかかった。

人生は、右肩上がりにうまくいく時ばかりではなく、低迷する時がある。でも低迷する時があるからこそ、一気に伸びる時が来るのではないか。私のまわりには今、もがいている人が何人かいる。また、安定を捨てて1からスタートを切ろうとしている友人もいる。先が見えない苦労を選ぼうとしている友人がいる。今の自分もそうであり、もがいている人たちから刺激を受けている。

昔読んだ漫画の主人公の言葉で忘れられない言葉がある。

「俺は何を目指すのかまだ見つかっていない。でもだからこそ今を生きることにした。今いる場所がつまんねえ場所だろうと、俺の道であることに変わりはない。俺のゴールにどうやってつながるか知らないが、いつかつながることだけは確かだ」

最近聴いた講演で20代の女性も言っていた。

「大変というのは『大きく変わる』と書くから、大変だと思うときは、大きく変わることにつながると思えば頑張れる」

自分も一生懸命もがいて目標を切り開きたい。先が見通せない中で頑張っている同世代とつながり、刺激をもらっていることに感謝したい。

 

滝にうたれて   2011 年 7 月 18 日

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前々から誘われていたので、滝にうたれてきました。

小諸市の「不動の滝」。高さ11メートルだそうです。

写真をみていただくと、滝の両端が水量が多いのがわかりますか?

幸か不幸か水量の多いところに当たると、痛いです(笑)

5人ずつぐらいで滝に入るのですが、痛いのが嫌だからといって

「どうぞどうぞ」と譲り合うわけにもいきません。

3回ほど入ったのですが、水は冷たく体は痛く

想像以上に苦行でした。

余計なことを考える余裕がないからか「無心」になりました。

宮司さんが

「自分のためではなく他人のため。

利他の精神でみそぎをうけないといけません」と

終わった後に話していましたが、

お願い事をする余裕も誓いを立てる余裕もありませんでした(苦笑)

 

ここ数日暑かったり、やろうとしていることがうまく進まなかったり、

ブログが止まったりと苦悩していますが、

心身ともにさっぱりしました(笑)

滝にうたれている様子は友達が撮影してくれたので後日掲載します。

 

今、原発議論はできるのか   2011 年 7 月 15 日

菅総理が「脱原発依存」を表明した。「将来は原発がなくてもやっていける社会」を目指すことに思い至ったという。また、「今年の夏と冬は節電などをお願いすれば電力は十分供給できる」という発言は、原発の再稼働は当分しないという意図があるように聞こえた。

 

しかし、菅総理の方針を否定する発言が民主党内で目立っている。毎日新聞の今朝の朝刊から引用する。

≪「遠い将来の希望について首相の思いを語られた」。枝野幸男官房長官は14日の記者会見で、「原発に依存しない社会を目指す」との首相発言は政府方針ではなく、首相の個人的な「思い」との見解を示した。(中略)民主党の岡田克也幹事長は記者団から「首相の思いは党の方針か」と聞かれ、「民主党ではない」。≫(引用終わり)

いずれ退陣するとされていて、世論調査で低迷がとまらない菅総理のもとでは原発を争点にしたくないようだ。民主党は考えがまとまらず、政党の体をなしていない。また菅総理も13日の記者会見で「こういう問題で解散するとかしないとかは一切考えていない」と発言している。孤立していることが分かっている菅総理も、自らの主張を押し通せないでいる。民主党が政権にある以上、原発議論は進まない気がする。

私は今後の原発議論の前に、原発の危険性を知らしめた福島の原発を収束させることと、検証することが欠かせないと思っている。福島の問題が最も大切だと思うのだが、これも民主党政権の迷走で明るい兆しが伝わってこない。メディア各社は福島の現状をもっと報道して、問題提起を続けてほしい。

また、原発がある自治体は、関連する収入が年間予算の6割に上るところもある。いきなり方針転換をするのはこういうことを考えても難しい。

原発の推進拡大はありえないと考えるが、議論に入る前にやるべきこと、考えるべきことがあると思う。そして、今後の原発について議論ができるようになったら国民に信を問うことが必要だ。

 

 

芯を絶やさない   2011 年 7 月 15 日

以前、年配の方から政治家についてこんなことを言われた。

「政治家というのは選挙に勝つために

いろんな人と会わないといけないから大変だね。

いろんなことを言われても、

票をいただくために反論や無視もできないだろう。

でも、いろんなとこでいい顔ばかりしていると

自分がなんなのか分からなくなってしまうだろうね」

多くの人が「そりゃそうだろう」と頷くような言葉で

私も「そうですね」と苦笑いをするしかなかった。

 

しかし、人と人とのつながりを深める中で

付き合い方は十人十色、非常にデリケートなものだ。

自分の考えばかり言って

人の言うことを聞かないようではダメだ。

逆に、どんな人にもいい顔をしてもいけない。

賛同できることは賛同する。

賛同しかねることはそういう。

微妙な時はお話だけうかがっておくなど

嘘のない範囲でやるしかない。

「嘘も方便」という言葉があるように

時には自分を曲げざるをえないこともあるだろう。

そんなことをその人にどう話そうかと思案していたときに

一緒に話を聞いていた、私の尊敬する人がいった。

「妥協は必要なんだ。妥協だらけな時もある。

でも、自分の芯を絶やしちゃいけない。

そういう政治家はいざというときに燃え上がることができない。

妥協を重ねても、芯をちょっとだけでも残しておけば

いざというときに火がつくもんだ」

思わずため息が出そうになるほど納得の言葉だった。

私に話かけた年配の人も、何度も頷いていた。

 

ちなみに尊敬する人いわく

菅総理は芯が全くないらしい。

「あれがいい」とみんなが言えばあっちに、

「それがいいと」みんなが言えばそっちにいく人だという。

再び「なるほど」と思ったが、そんな人がリーダーではたまらない。

殻を打ち破るために   2011 年 7 月 13 日

数日前、ある仲間から言われた。

「僕らのように、時々井出ようせいに会い、

インターネットでブログやツイッターを見ている人間は

井出ようせいがどういう志をもっていて、

被災地に行くなどの活動をしているか分かる。

しかし多くの人は、

井出ようせいが何をしているのかが分からないのではないか」

 

返す言葉がなかった。その通りだと思う。

よく驚かれるのだが、

この1年余り、佐久市臼田に6畳のアパートを借りて

生活してきたことも多くの人は知らない。

 

私は本来、モノを言うにはまず結果を出す。

背中で示すことが人間の生き様だと思っている。

だから、就職活動のように

自分をことさらPRすることは好きではなかった。

10年間続けた野球も、

「俺はこんなに頑張っていますよ」と

監督にアピールすることは1度もなかった。

結果を出して初めて

モノを言うことができると思っていた。

 

政治を志す人間が結果を出すということは

まずは当選すること。議員になることだと思う。

表舞台に立って

より良い社会のために法律を作ってこそ

初めてモノが言えると思っている。

 

しかし政治の世界は

結果を出すまでに相当の自己PRが必要とされる。

こういうことを言うのは本意ではないが

今の政治は、PRが生きる道になっている。

この傾向は近年ますます高まっている。

 

最初に紹介した仲間は、

「井出ようせいは頑張っているのだから

もっとPRするべきだ」と言いたかったのだと思う。

殻を打ち破れということだろう。

仲間や多くの人からのアドバイスをいただき、

目標をかなえるための

行動をしなければいけないと改めて感じている。

今まさにその準備を進めている。

このブログから飛び出して発信の場を広げる日も近い。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて