(--〆)   2011 年 12 月 12 日

タイトルの顔文字は「苦々しい顔」のつもりである。

2人の大臣の問責が先日可決された。

 防衛大臣についていえば、

少女暴行事件についての答弁は、

私もがっかりした。

事件があった当時私は高校生だった。

「少女暴行事件」と聞けば

沖縄の事件が今でもすぐに浮かぶぐらい、

当時の衝撃が頭に刻まれている。

事件の概要を事細かに語れというつもりは全くない。

ただ、世の中に与えた影響の大きさだけは触れて欲しかった。

消費者相についていえば、

私はもともと不適格ではないかと思っている。

 

民主党は人材が不足している。

輿石幹事長が2人について

「辞任の必要はない。その理由はない」と

会見で語っていた映像をみると

開き直って擁護するしかないのだなと感じる。

閣僚を党内の序列で決め、

新しい人材を抜擢しようという空気も感じられない。

 

自民党小泉政権のあと、

政治はずっと同じようなことを繰り返している。

与党の代表選→組閣→総理や閣僚の失言→野党の審議拒否→支持率の低下→

大連立の噂→内閣改造→与党の代表選→組閣→(以下同文)

国民的人気を買われて総理になり、

選挙に勝つことを目的とされたのは

自民党安倍内閣だった。

しかし参院選に惨敗し、体調不良から総理を辞めた。

福田政権がつないだあとの麻生総理も

人気が期待されたが解散に踏み切れず、

任期満了ぎりぎりで切羽詰まって解散する始末だった。

 

民主党でも同じことが続いている。

菅総理も選挙で勝つことを期待された。

しかし参院選で惨敗。

その後も居座り続けたことだけが

安倍総理との違いだった。

 

さて、野田総理はどうなるか。

野党との話し合いを重視する姿勢はこれからも続けるだろう。

それはかつて、

安倍総理と麻生総理をつないだ福田総理の姿に重なる。

野田総理は、

最低でも来年9月までは持ちこたえようと頑張るだろう。

代表選挙で民主党がどういう選択をするのか分からないが、

来年9月になれば

「選挙に勝てる新しい代表を」という声が当然でるだろう。

 しかし、そういう人材も、もういない。

重鎮で残っているのは前原氏ぐらいだが、

先の代表選で党内外から評価を下げてしまった。

 

民主党も自民党も

誰のため、何のためになるのかが

まったく見えない政局に終始している。

 

 

「ねじれ国会が悪い」という国会議員もいるが、

ねじれ国会を生みだすのは選挙であり

国民のその時々の選択である。

自民党だろうと民主党だろうと、

その時の政権に不安だから

選挙のたびに消去法で大きな野党を支持する。

ねじれ国会とは政治不信の現れであり、

民主党と自民党は、

ねじれを嘆く前に反省するべきだろう。

2大政党のていたらくがねじれを生んでいる。

 

政治の悪循環は一体いつまで続くのか。

その間に増税や、年金支払い時期の延期など

国民の困ることばかりすすめられようとしている。

次の選挙で

消去法ではなく、はっきりNOを突きつけることが

政治を変える残された唯一の方法だ。

 

臨時国会が閉会する日の

最大のニュースが2大臣の問責だったことは

とても残念で、歯がゆい。

井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて