臨時国会 開会にあたり   2013 年 10 月 14 日

街頭14日

明日から臨時国会が始まります。会期はいまのところ、12月上旬までといわれていますが、議論するべきことは山のようにあります。

 

まず、原発汚染水対策。今月11日、福島第一原発にいってきました。放射線量の高いところも、マスクや防護服を着て見てきました。燃料が溶けた、メルトダウンのあった1、2、3号機はいまも、直接中の様子を確認することができない状態が続いています。問題となっている汚染水は、漏れはもちろんですが、福島第一の敷地内には、汚染水をいれたタンクが増え続けている現実があります。対策に投入する予算や意気込みはあっても、具体的に、技術的にどうやって対策を進めていくのかが、いまだ見えていません。今国会で徹底議論して、対策に道筋をつけてまいりたいと思います。

 

消費増税を安倍総理が決めた後、初めての国会となりますが、「増税をするなら行政改革とセットで」、「増税せざるを得ないというならば、税金のムダにメスを入れることと必ずセットで」ということを引き続き訴えてまいります。消費税を上げるだけでは、国の借金は減りません。増税だけで、増え続ける社会保障費に対応しきれる訳でもありません。国の仕事、財産を、聖域なく見直す財政再建。国会議員や官僚が身を切る改革をやらない限り、問題は先送りと言わざるを得ません。社会保障制度も、世代間の格差をなくす抜本的な議論が必要です。明日からの国会にあわせて立ち上げる超党派の勉強会が、議論を進める一助になればと思います。

 

TPPの交渉状況についても議論が必要です。交渉をまとめるのが日本の役割になってしまっていると、最近の報道をみて危機感を持っています。交渉に参加するのが遅かったのだから、国益を徹底的に主張する、国内でいわれている不安を交渉の場で訴えるスタンスこそ、日本のあるべき姿だと思います。

 

今国会では「秘密保護法案」が提出されると言われています。国の性格を変えかねない法案であり、徹底した議論が必要です。情報漏えいの危険性が高まっているとよく言われます。確かにインターネットの普及などを考えれば、そう言えないこともありません。しかし、それはまず、ネットのセキュリティー対策など、技術的な対策をとるべきであり、今回の法案が本当に抑止力になるのかどうかから、議論を始めたいと思います。また、国家機密でも30年、50年後には公開され、歴史の検証が可能となる仕組みづくりも必要です。かつて民主党政権が検討していた情報公開法も廃案となったままで、情報公開の制度設計をどうしていくかという議論は大きく遅れていることも、ふまえなければなりません。

 

「有権者の思いを政府に直接ぶつけていく」、「巨大与党が有権者の思いと違った方向に舵を切りそうになった時は、毅然と待ったをかける」こうした役割を果たせるよう、先の国会に続いて、多くの質疑、発言の機会に立ち、公のために資する質疑を展開してまいります。引き続きご指導ご鞭撻を、多くのみなさまの声をお聞かせ下さいますよう、お願い申し上げます。

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井出ようせいブログシリーズ 被災地をみて