街頭演説

【公示前夜&19日の予定】

 明日から衆議院選挙が始まります。新型コロナウイルス対策はじめ、報道やネット等で取り上げられている争点は様々ですが、私にとっては、一昨年12月の自民党入りについて、11年間の政治活動を含めて有権者に判断を仰ぐ選挙となります。
 2年前、台風19号のあった年の12月、私は自民党に入党しました。政治活動を始めて11年、行政改革、特に税金の無駄づかいに厳しくのぞむ、格差の解消や、社会保障制度の再構築といった国の課題。また、中部横断自動車道の早期開通や、台風19号からの復興など、地元が長年訴えてきた課題も皆さんとともに取り組んできました。また、ここ数年は、女性への暴力・犯罪対策、男女共同参画、選択的夫婦別姓早期実現など、女性に関するさまざまな課題に取り組んできました。「これまで言ってきたことを言いっぱなしにしたくない」政策実現の可能性に挑むべく、自由民主党に入党しました。
 自民党に入って、政府との話がスムーズになるなど良かった点はあります。また、「一強」と言われていますが、自民党は「俺が自民党だ、私は自民党」と、様々な人たちに支えられている政党であることが中に入ってよく分かりました。様々な人たちと接し、全ての思いをまとめることは難しいですが、やりがいを感じています。
 一方で、私の考え方や政策が党内少数派で、これは苦労しそうだなと思うこともあります。11年前、私が信州に来て政治活動を始めた時、地元の人は「変わった名前の若いのがきたが、一体どれだけのものなのか。地元のことなど知らないだろう」という疑問で、私のことを見ていたと思います。親族からも「政治家になりたい程度のことなら絶対にダメだ」と強く反対されました。最初の選挙は、政策以前に、「地元に根をはって日本に我が身を賭す」覚悟を伝える機会だったと思います。落選し、捲土重来を期して活動していた頃の私もまた、少数派だったと思います。
 その後コツコツと活動を重ねるうちに、「庸生に何を言っても無駄だ」と思った方もいたかもしれませんが、応援してくださる方が少しずつ増え、応援してくれる人が増えると私の活動も広がり、ここまでやってくることができました。今後の活動も決して平たんな道のりではなく、困難の連続だと思います。しかし、党内で少数派であればこそ言えることや、言うべきことがあると思います。ここまで2年という短い時間で、尊敬信頼する多くの同僚議員に恵まれました。そうした仲間ととも、にこれからも前を向いて活動してまいります。これまで重ねてきた活動は、活動のための活動ではなく、政策実現という答えを出すための活動にしたいと強く思っています。明日から地元も投稿も少し賑やかになりますが、どうぞよろしくお願いします。
[10月19日の街頭演説予定]
9時上田駅前
13時小諸駅前
17時佐久市臼田玉屋前
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