エール

自分の母親よりも歳上と思われる女性の方々が出てきてくれて、「足が悪くなってごめんね」とか、「眼の手術をしちゃってね」と、家から出てくるのに時間がかかってしまったと申し訳なさそうにエールを送ってくれた。
3年前の選挙以来の再会の方もいて、こちらが申し訳ない思いでいっぱいだが、長年にわたって本当に温かな応援をいただき本当に幸せだ。夜、小海でも、「ずっと高野町の交差点で立っているのを見て応援していました」と、小さな声で言ってくださる女性もいて、本当にありがたい。
今夜は悲しいこともあった。最初の落選した選挙から一貫して応援してくれて、ポスター貼りをしてくれた方が亡くなった。高齢ゆえ、ポスターをお願いすることを心配したことがあったが、「そういうことは候補者が考えることではない、早くそこにポスターを置いていけ」と言ってくださった。
今夜、ご自宅には奥様がいて、ご主人と関係ない、知り合いの昔の縁談失敗話から始まり、ご遺体を見つめながら、「完璧な人間などいないのだから、お互い支える覚悟がないと一緒になれないわよね」と静かに仰った。奥様は、60歳を過ぎてから介護の資格を取り、当時、周りからは笑われたが、ご主人を、ご自宅で介護して看取ることができたという。
ご主人は、今度の衆院選も必ず投票に行くと、ベットの中で、広告の裏紙に、私の名前を書く練習をしていたという。「投票はできませんでしたが」と言われたが、何万票にも変え難い、大きなお気持ちをいただいた。帰り際にりんごをいただいた。
私はインターネット投票ができるようになって欲しいと思っている。しかし、それは、単に皆が便利という話ではなく、外出が難しい人、高齢で投票にいくことを諦めざるを得ないような人のために必要だと感じている。
きょうお会いした方々の、温かなご期待に応えているとは到底いえないが、いつかそう思っていただけるよう、明日もまた頑張るのみ。
本当にありがたい、以外の言葉が浮かばない。

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