強い意志、継続する力。国と地域を創る。
政治資金の問題で政治に大変厳しい目が向けられ、非常に強い危機感を持っております。不条理を正し、強い覚悟と継続する力で、山積する一つ一つの課題に結果を出してまいります。不撓不屈、質実剛健の政治姿勢を変えることなく、これからも政治に全身全霊をかけて臨んでまいります。
可能性広がる社会に。
相手を思う政治
ロシアとウクライナの戦争、ガザ地区での戦闘は終結の兆しが見えず、また、極端な主張やナショナリズムが各国で台頭し、政治の不安定化や分断が憂慮すべき事態となっています。日本でも、悪質な妨害行為で政党代表が検挙されるなど、社会を担う責任感よりも、目立つことや扇動が政治を侵食し始めていると感じずにはいられません。日本人は自己主張が足りないとよく言われますが、相手のことを思い、話し合いに解決を求めることができるのは、日本が世界に誇る国民性だと思います。外交内政とも、対立する議論の中で、異なる立場主張と膝詰めで向き合い、新たな道標を示すリーダーを目指します。
継続する力
2023年夏、性犯罪や盗撮など、長年多くの女性が苦しめられてきた事件を取り締まる、性犯罪に関する刑法改正を6年かけて実現しました。イギリスへの視察、専門家を訪ねて全国を回り、国会で何度も質問を重ねてきました。
実現の決め手だったと感じることは、常に頭の片隅にこの問題をおき、活動を絶やすことなく続けてきたことです。強い意志を持ち、最後までやり切る執念を秘めて事にあたることが、政治には絶対必要です。「行動なくして実現な
し」と常々申し上げてきましたが、この言葉に加え、「継続なくして実現なし」という言葉を日々噛み締めて活動しています。
未来のための教育
文部科学副大臣を経験して将来の日本を支える子どもや若年世代に最大限の投資、支援をしていきたいと考えています。2022年から1年間、文部科学副大臣をさせていただき、多くのことを学びました。児童生徒をめぐる題は様々で、先生の負担増など、学校は、多くの課題を抱えています。「私たちの頃はこうだった」という物差しではなく、将来日本を背負って立つ子どもたちのために、どのような教育や環境が必要なのか。学校の目的や、あるべき姿を常に話し合い、学校のするべきこと、家庭や地域がするべきことを共有し、うまくいかない時は惜しみない支援をすることが必要だと感じています。フリースクールや通信制の学校も増え、また、特別支援学校もニ ー ズ が 増 え て 、近 年 、施 設 整 備 が進んでいます。学びの場は多様化していますが、希望する学校や地域で、仲間とともに成長したい気持ちは、多くの人の願いだと思います。未来の学校のあるべき姿を探求します。
情熱と教養
「長年にわたって染みついたものを変えるというのは容易ではない 。当たり前だと思っていた法律が、習慣価値観が間違っていると分かっていても受け入れられない、変えられないのが人間だ。それでもそれを我々は引き剥がし溶かし、少しずつでも新しく上塗りしていくしかない」
NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼 」で 、日本初の女性裁判官となる主人公に、恩師が卒業式で送った言葉です。
最近、旧優生保護法について国が謝罪しました。
法律は、決して完璧なものではありません。私は、選択的夫婦別姓を実現する議員連盟を、自民党内で運営しています。未来の日本を担う世代が望む社会をつくりたいと強く願っています。
また、2024年3月には、法務省が反対する再審・やり直しの裁判の法整備をするために、再審法改正議員連盟を立ち上げました。刑事司法制度は信頼されていると考えていますが、袴田事件をはじめ、えん罪を晴らすのに五十年もかかるような事態を黙認してきたことに、
正面から向き合うべきです。馴れ合いに陥らず、官僚と対等に議論し説得できる、情熱と教養をもった政治家になりたいと思
い ま す 。
尊 重すべきものを尊重し、守るべきものを守る社会をつくってまいります。
外交安全保障 憲法改正
ロシアのウクライナ侵略という暴挙を受けて、外交安全 保 障 は一層 の 備 え が 必要となっています。特に北朝 鮮 な ど 、力 に よ る 現 状変更を厭わないかのごとく振る舞う隣国とどう向き合い、平和を維持していくのか、日本は日々考え抜かなければなりません。防衛 予 算 の 増 額 に 加 え 、情報をめぐるセキュリティー強化も、必要性が高まっています。我が国の安全保障政 策は、憲 法九 条との整合性が常に議論の中心にあります。自衛隊を明記し 、そ の 活 動 内 容 を は じめ、我が国の安全保障スタンスを、国民的な議論を通じて合意形成するために、憲法議論を続けていきたいと思います。毎年8月15日に天皇陛下が言及される「、深い反省」を胸に刻み続け、不戦を堅持するために、外交・安全保障のあらゆる手立てを講じていきます。
地元の基盤整備
近年、複数年計画で予算を確保し、防災、減災対策に効果を上げてきたのが、国土強靭化計画です。地元でも、令和元年台風第19 号 か ら の 復 旧 や 、千曲川の改良復旧に大きな役割を果たしてきました。計画の継続によって災害に 備 え る ほ か 、中 部 横 断道や国道十八号バイパスなど、地域が長年必要性を訴えてきた基幹的なインフラを整えるため、引き続き地元の皆さんと一丸となって取り組みます。
国をあげて食を守る
2024年通常国会で、25年ぶりに 、食 料 農 業農村基本法を改正しました 。そ の 際 大きな議論となったのが、農産物の価格です。食料品は、値上がりするとすぐに新聞テレビで、値上げの象徴のように大々的に取り上げられます。しかし、生産コストの方が 高騰し 、廃 業 を 余 儀 なくされる農家があとをたちません。農産物の適正な
価格転嫁、利益が農家まで還元される仕組みをつくり ます 。私 た ち の 地 元は、南佐久のような高原野菜の大生産地もありますが、ほとんどの地域は、多品 目 を 、限 ら れ た 農 地 を 最大限活用して営農する中山間地の農業です。丹精こめてつくられた農産物が、相応しい評価、価格が得られるよう、生産、流通、販売と全体を通した改革に取り組みます。物価高から暮らしを守る家計支援 、食品ロス対策を合わせて進め、国をあげて食を守ります。
主な7つの取組と活動
01_女性に関する課題に取り組む
コロナ禍で浮き彫りになった男女間雇用格差をはじめとする、女性に関する諸課題に対し、男性議員が傍観者ではなく当事者として積極的に取り組む。
02_現役世代とともにつくる日本
進学・就業機会の確保、年功序列の解消、選択的夫婦別姓やLGBTなどの時代の要請を議論しながら、皆さんとともにこれからの日本をつくっていきたい。
03_地方の雇用教育の拡充
中部横断道の早期開通。全国津々浦々の地域が、地域の特性、多様性を活かして活力に富むよう、雇用と教育の拡充に取り組む。
04_公正な司法制度の確立
長年法務委員会に所属し、犯罪に関わる法律と現実の溝がある事を実感している。国民が安心して暮らせるよう、治安の良い日本を守り、フォローの行き届いた司法制度を確立する。
05_社会保障制度の再構築
若者も高齢者も、将来不安の解消を願っている。国民一人一人が健康で文化的な生活を営めるよう、社会保障制度の再構築に取り組む。
06_国際協調の旗振り役となる外交
米中超大国の対立に揺れる国際社会の中で、国民を守り、世界の平和と発展のため、日本が国際協調の旗振り役となる外交安全保障政策を進める。
07_2050カーボンニュートラル
2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス実質ゼロ)実現のため、脱炭素を軸にあらゆる政策を推進し成長につなげる。再生可能エネルギーの主力電源化、自動車の電動化・公共交通の再構築、住宅・建築物の省エネ化、税制改革。